人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

自己不満足

痩せるというから走ってるというのに。

ぜんぜん痩せやしない。

ジョギングを再開して1ヶ月。

二日以上休まないように、頑張ってきた。

危険な週末も、工夫して走るようにしてきた。

だのに、なぜ痩せぬ。

ホントに全く体重はビクともしない。

見た目が変わらないのだ、計るのは無駄だと分かっていながら、それでも体重計に乗るのである。

その数字を見た時の「やっぱり」感といったらないね。たまには「ああっ!!減ってる!!」と驚かせて欲しいものだ。実はそれを期待しているのだが、そんなイカしたサプライズはとうとう降りてこなかった1ヶ月であった。

これでは張り合いがない。

走っていて良かったという実感が欲しい。

食生活は特に変えてないが、変えてないところに運動をしているのである、蓄積されるエネルギーがマイナスに転じるはずではないのか。

いやそれとももしかして、わずかに太り続けていたものが、「太り止まった」ということか。つまりプラマイゼロで、ちょうどバランスが取れている状態。

いやいやちょっと待った、ここでバランスが取れてもらっちゃ困るのである。

もうちょっと痩せた時点で安定してもらわなくては。

ということは、INを減らすかOUTを増やすかしなくてはならないのだろうか。

そんなに私のINは多いのか。

そんなに私のINは多いですか。

酒だって、平日は控えている。

肉も減らし、魚を食べている。

そんなにOUTが少ないのか。

今日だって8キロ走ってきたんだぞ。

足早に歩くようにもしてるのに。

調べたところ、ジョギングでダイエット効果が出てくるのは「2~3ヵ月後」とのことであった。

単純にエネルギーの消費量を上げるために走るのではなく、「消費しやすい体質=燃焼体質」に体を作り変えているのだという。

ホントかよ。

頑張って勉強すれば総理大臣になれるよとか、自分を信じて歌い続けていればいつかはプロデビューできるよとか、そんな次元の話のようだ。

そもそも私はそんなに根性のある人間ではない。

見返りのない自己満足の世界が走り続けることだなんて、あまりにも救いがなさ過ぎる。

なにかいいことあるんですか?

これがジョギング1ヶ月目の感想である。