明るかったから、もう夜は明けていたということだ。何時だったんだろう??激しい胃痛である。
胃は丈夫で若い頃は胃痛とは無縁だったのに、暴飲暴食の甲斐あってだんだん無縁ではなくなってきたのだ。
しかしこれは、ハンパな痛みではない。
「うう」ではなく「あー」という程の痛みである。
何とかしてくれ、薬か、誰かEE:AE5B1
ダンナを呼ぼう、携帯がない、昨日の記憶もないEE:AEB64
ううっ、自力で行くしかないか。
早くケリをつけてしまおう、ちくしょー、ヨッコイショッEE:AE4E5
前にもこんな事があったような気がする。ウチにある胃薬はみんな「食後に服用」であった。
こんなに痛んでいる胃に何かを入れるなんて、想像しただけで吐きそうだ。ん??そういえば吐きたいかも。
吐こうかと考えたところで、あの吐く瞬間の握りつぶされるような胃への負担が思い出される。
吐きたくない吐きたくない、胃薬、胃薬。
もう痛くてたまらん。何でもいい。飲んでしまえ。食間に服用。
ベッドに戻り、お腹をさすっているうちに寝てしまった。次に目が覚めた時にはいくらか楽になっていた。
参ったね、今日は中華街の食べ放題に行こうと言っていたのだ。
今日を無駄にしないために、昨日は終バスまでに帰ることにして飲んだのだ。
ちゃんとそれを守ったのに、今これだ。
何がいけなかったのだ、2軒ハシゴしてボトルワインを空けて最後にラーメンまで食べたからか。
それとも家に帰ってから飲んだワインか。ワインだけでやめておけば良かったのに、そのあと飲んだサワーか。
いや、そもそも今週は、暑くてつい飲みすぎてしまった。先週末から飲み続けである。
もう飲めない、と思った日もあったが、「つい」飲んでしまうのである、こう暑いと。
昼に食べ放題に行き、昼寝をする。起きたらもうお腹が空いていた。
そして、時間が経つにつれてまた胃痛が甦ってきた。どうも、空腹だと痛むようである。
だから食べるのだ。
不思議と胃は痛くても、食欲は落ちないものだ。
せっかく薬を飲んでいるのに、こんなに胃を酷使して大丈夫なのだろうか。
明日はライブである。
明日までに何とか飲める体に戻したいのだが。
ゲップが止まらん。
久しぶりに休肝日とする。