生きて帰ってきた(笑)こうなると遺書が恥ずかしい。
乗り換えも滞りなく、予定通りにいったのだ。
喜ばしいことだが、ネタにならん。
高崎で酒の買い出し。
ビックカメラに食料品売り場があったので入ったのだが、その前にトイレ。ダンナがトイレだ。オシッコしたいのはダンナだ。ダンナのトイレにつきあってついて行ったのだが、トイレの入り口にこんなものが。
おお!!そうだ、ボウイは高崎の特産品ではないか。
次に出すベストアルバムのリクエストも受け付けていたので、書いていく。もうシングルはいいじゃないか、私のリクエストは「16」と「Welcome To The Twilight」と「Plastic Ocean」だ。どうでもいいだろう。
ここから乗ったJR吾妻線は、子供の頃「おせんべい電車」と呼んでいたものであった。
その後も見かけるたびに「せんべい」と言っていたので、我々が乗る電車がこのせんべいだと分かったときの衝撃といったらないよ。
ちなみにせんべいの由来は、その配色である。
子供の頃に走っていた電車だ、こちらもボロとレトロの境界線である。
すげー揺れた。
人の来ないところを狙ったつもりだったが、結構若いカップルがいたのは意外であった。
私達の行った四万温泉は、古い温泉街だ。
娯楽はスマートボールぐらいで、洒落た宿など皆無である。
なので、昨日の予定は町と宿の写真を撮るにとどめ、後は風呂に入ってノンビリすることにした。
しかし、本当に古い宿だ。
私達が泊まった本館は中でも一番古いが、ダンナいわく「合宿所」である(笑)部屋の番号は「イ-35」だ。
しかし風呂は良かった。こちらも古いが。
宿の詳しい話は改めて記事にする。
一番新しくて設備の整った風呂は、一番新しい建物「佳松館」の中にある。
一応本館と繋がってはいるが、別世界であった。こちらはちゃんとしたホテルだ。
「ここに泊まっている人は、あんなボロ部屋に共同トイレの世界を知らないんだろうな・・・。」「金持ちめ。」などと毒づきながら風呂への戸を開けたが、覗いてすぐに閉め、ダンナを呼び戻す。
なんと金持ちサイドは浴衣も違う。ピンク色の可愛い浴衣だ。私が来ていたのは白地に紺の模様、ペナンペナンのものである。入りづら!!
ちなみにダンナは、来た時の格好の上着だけ脱いで代わりに半纏を羽織っており、まるで昔の受験浪人さんのようであった。
宿の娯楽はテレビだけである。
これだけ古い宿なのだ、ダンナに先に寝られたらオバケが怖くて地獄を見る。
飲んでごまかすのも良いが、尿意が高まるとひとりで共同トイレに行かねばならない危険があるのだ。
なので家から持っていく娯楽には、いつも以上の工夫が必要であった。
考えに考えた結果のそれは、ジグソーパズルである、750ピース(笑)
箱はかさばるから持って行かれなかった。見本ナシである。
確かにこれで時間はきれいにつぶれたが、非常に難易度の高いパズルとなった。
ダンナなど、見たこともないパズルであった。上も下も分からん、と嘆いていた。
ひたすら飲みながら黙々とピースを繋げていく。
会話が弾むかと期待していたのだが、真剣だ、パズル関連以外の会話はない(笑)変な酔い方をした。
結局、完成せず。
上手いこと眠くなり、同じタイミングで布団に入ることができたのはラッキーだった。
というか、ダンナ、「まさかのパターン」と言っていたコタツ寝(笑)
しかし布団も枕も薄かったEE:AE4E6朝方寒くて目が覚める。
まさかのコタツ寝は、正解だったのである。