ハハハ~EE:AE5BE今さらという感じの本ですが、読んでみたかったのだ。
古本屋で100円だったので(笑)
郷・二谷夫婦の事は良く知らなかったが、この本は話題になっていたので興味があったのだ。
もちろん、週刊誌的な意味合いで面白半分な部分が大きかったが、そういう視点で読んだので結果的には思ったよりも読み応えがあった。
郷氏は自分の非をちゃんと認めており、その上で「非」を告白している。
これはとても勇気のいることだと思う。
ただ、反省している割にはチャラチャラした書き方するなぁと思う部分も多々あったが、文章としては面白かったのでそこは良しとする(笑)
しかしそのチャラチャラぶりは文章ばかりでなく、家庭を破壊しただけあって、夫としてはやはり不適合だったんだろうなと思わざるを得ない。
それも往生際が悪く、余計に妻・リーを怒らせる結果となるのである。
週刊誌に書かれたネタをリーに見られまいと悪戦苦闘するあたりは笑うしかなかったが、もうちょっと真摯に向き合うべきだったんじゃないかと思うし、それは本人も痛感していることが伝わってくる。
なので不思議と読み終わる頃には好感が持てるのである。
ただひとつ。
日本人の子供が親を「ダディ」「マミィ」と呼ぶのはどうか。
気持ち悪いっつーの。
ところでこの後、妻・リーの反撃とも言える本が出ていたらしい。
こうなるとこっちも気になる(笑)
ぽ子のオススメ度 ★★★★☆
「ダディ」 郷ひろみ
幻冬舎 ¥1555(税別)