人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

屈辱ではない、『誇り』と言おう

で、いきなり寝坊。

先週はグダグダだったので、今週はビシッとキメるつもりだったのだが、起きるなり寝坊、というか起きれなくて寝坊である。

それでもまだ一応午前中ではあったのが、不幸中の幸いだった。

何とか建て直しを図ろうと、手帳を開く。

見ると予定表は、先週の月曜で止まっている。

夏バテ、酒、二日酔い、おでかけ、これで1週間のうちの4日を無駄にしているのである。

その証明がこの手帳だ。

見たくなかった・・・・・・。

今週は真っ黒に塗りつぶしてやるぞ。

今日の予定は「そうじ」である。

と言うか、それしかない。

なのに、いつまで経っても終わらないのだ。

奴ら、アメリカ映画のゾンビか新種のウィルスのように、ちょっと手を抜くと侵食してくるのである。

掃除、掃除、掃除・・・、仕事を辞めてからそれだけが私の使命となった感じだ。掃除。

そう思うと、自分が非常に下らない人間に思われてくる。

これまでは、役に立たないなりにも一応時給860円で労働力を買われていたのだ。

今はただの掃除女だ。

ネックレスが欲しければ、亭主にねだるしかない。物乞いのように、淫売のように。

ハッ、何このテンションEE:AEB2F

いかんいかん、どうも月曜日はブルーである。

まずは動かないと。

寝てるから澱むのだ。

曇りのち雨。

午前中からジャパンミートへ、急げ!

チンゲン菜、4つも買ってしまった。

しかしそれでテンション上がってゴキゲンである。

今や私をときめかせるのは、彼のウィンクではなく、安いチンゲン菜である。

しかし冷蔵庫の野菜室は、私のときめきで溢れていた。

安い、大きいと言って無計画に買ったために、パンパンなのである。

押し込んで入れた。

何かがムニュッと潰れたような感触があった。

掃除、と一言で言っても、それはひとつではない。

色々あるその全てをひっくるめて「掃除」なのである。

だから、毎日同じ事をやっている訳ではない。

今日はトイレ掃除と風呂掃除とリビングダイニングの片付けなど、シンデレラチックなものばかりであった。

そこに楽しみを見い出すのが、主婦生活を楽しむコツである。

便所にかがんで便器をこするその作業に、いちいち「わぁ、こんなに綺麗になったEE:AEAAB」と感動してみせる。

堕ちたのではない、感受性が豊かになったのだ。

こうして魔の月曜日も何とか終わろうとしている。

何事も考え方一つである。

「え?やだ面倒臭い、お風呂は後ッ、ご飯先にしてよ!!」

かしこまりました、ぶー子さま。

ああみじめ・・・、じゃない、ぶー子に仕える事ができて、幸せですわ・・・(泣)