で、いきなり寝坊。
先週はグダグダだったので、今週はビシッとキメるつもりだったのだが、起きるなり寝坊、というか起きれなくて寝坊である。
それでもまだ一応午前中ではあったのが、不幸中の幸いだった。
何とか建て直しを図ろうと、手帳を開く。
見ると予定表は、先週の月曜で止まっている。
夏バテ、酒、二日酔い、おでかけ、これで1週間のうちの4日を無駄にしているのである。
その証明がこの手帳だ。
見たくなかった・・・・・・。
今週は真っ黒に塗りつぶしてやるぞ。
今日の予定は「そうじ」である。
と言うか、それしかない。
なのに、いつまで経っても終わらないのだ。
奴ら、アメリカ映画のゾンビか新種のウィルスのように、ちょっと手を抜くと侵食してくるのである。
掃除、掃除、掃除・・・、仕事を辞めてからそれだけが私の使命となった感じだ。掃除。
そう思うと、自分が非常に下らない人間に思われてくる。
これまでは、役に立たないなりにも一応時給860円で労働力を買われていたのだ。
今はただの掃除女だ。
ネックレスが欲しければ、亭主にねだるしかない。物乞いのように、淫売のように。
ハッ、何このテンションEE:AEB2F
いかんいかん、どうも月曜日はブルーである。
まずは動かないと。
寝てるから澱むのだ。
曇りのち雨。
午前中からジャパンミートへ、急げ!
チンゲン菜、4つも買ってしまった。
しかしそれでテンション上がってゴキゲンである。
今や私をときめかせるのは、彼のウィンクではなく、安いチンゲン菜である。
しかし冷蔵庫の野菜室は、私のときめきで溢れていた。
安い、大きいと言って無計画に買ったために、パンパンなのである。
押し込んで入れた。
何かがムニュッと潰れたような感触があった。
掃除、と一言で言っても、それはひとつではない。
色々あるその全てをひっくるめて「掃除」なのである。
だから、毎日同じ事をやっている訳ではない。
今日はトイレ掃除と風呂掃除とリビングダイニングの片付けなど、シンデレラチックなものばかりであった。
そこに楽しみを見い出すのが、主婦生活を楽しむコツである。
便所にかがんで便器をこするその作業に、いちいち「わぁ、こんなに綺麗になったEE:AEAAB」と感動してみせる。
堕ちたのではない、感受性が豊かになったのだ。
こうして魔の月曜日も何とか終わろうとしている。
何事も考え方一つである。
「え?やだ面倒臭い、お風呂は後ッ、ご飯先にしてよ!!」
かしこまりました、ぶー子さま。
ああみじめ・・・、じゃない、ぶー子に仕える事ができて、幸せですわ・・・(泣)