まだまだ開店している店は少ない。
チェーン店ならやってるだろうと踏んで、花月へ。
ダンナが限定を食べたがっていたし、ちょうどいい。
イタリアンの貴公子・川越シェフとのコラボレーション「僕の味噌ラーメン」。
ケッ、何がイタリアン、何が貴公子、私は食わん、と思っていたのだが、なかなか評判がいいようなので食べたくなってきたのだ。
これに辛味トッピング「ハバネロ暴流」。
生っちょろいラーメンだった場合の、刺激保険だ。
川越シェフ考案のスープとは生クリームの入ったイタリアンテイストとの事だが、そんなにクリームの味は前面に出ておらず、黙っていれば普通の味噌ラーメンだ。
しかしまろやかさがあり、その辺に貢献しているのだろうか。
もっとクリーミーでミルキーなものを想像していたので、意外であった。
悪い、という意味ではない。
コクがあり、奥深い味わいで、これならラーメン好きもイタリアン好きも食べるだろう、という味だ。
私も気に入った。
麺が、これもイタリアンを意識したのかは分からないが、細めのフィットチーネのような平打ち麺だ。
しっかりとしたコシと歯ごたえがあり、スープのまろやかさとの相性もいい。
具の「売り」は、これも川越シェフ考案の「ボロネーゼバター」。
ひき肉にいくつものソースとバターを絡めたものとこ事だが、バターバターしておらず、ひき肉に絡める事によって「具」となってワンクッション置かれた事がいい効果を出している。
とにかく、まろやかで優しい味のラーメンだ。
というと、「生っちょろい」みたいだが、しっかりした味なので美味しく食べた。
なので、ハバネロ暴流の暴力的な辛味が台無しにしてしまった感もあったが、言い方を変えれば、全く別の味を楽しむ事ができた。
私は辛いのが好きなのでそれを楽しんだが、人それぞれだ。よく考えて入れるように（笑）
ぽ子評価です。５段階で、
麺：４
具：４
スープ：４
総評：４
「僕の味噌ラーメン」
「ニンニク豚めし（小）」は、具が少なっ！！と思ったが、濃い味でニンニクが効いているので、悪くはなかった。
