敬老の日だ。
母の日も誕生日も、一緒にご飯を食べるぐらいしかしてない親不孝者である。
せめて今度はいつもと違うところにしよう、とイタリアンに決めたのだった。
ネットで調べただけで、行った事のない店である。
ちょっと心配だったが、なんて事はない、気取らないカジュアルレストランであった。
小ぢんまりとした店で、満席に近かった。
スタッフも忙しそうである。
イタリアン、フレンチというと高そうなイメージがあったが、ランチセットなら800~900円程度、コースでも1650円からである。
せっかくだからコースで。安いやつ、1650円の(笑)
メインが魚介のパスタか肉料理か選べたので、魚介のパスタをチョイス。
まず、サラダ風前菜(前菜風サラダか??失念。どうも記事するという緊張感がなくて申し訳ない)。
普段ファミレスなんかで食べてるサラダとは全然違う、確かにこれは「前菜」だ。
魚介類をふんだんに使い、ドレッシングもとても美味しい。
薄~くスライスしたチーズにバルサミコ酢など、まさにイタリアンである。
奥はフカフカのフォカッチャ。多分(笑)
「魚貝たっぷりなペスカトーレ」。
マイルドなトマトソースに、文字通りた~っぷりの魚介類。
パスタは軽く芯の残るアルデンテ。
デザート。
ぶっちゃけ私は甘いものは苦手だが、やっぱプロは凄いねぇ。美味しかったス。
かぼちゃ(そもそも私はかぼちゃが苦手だが)のケーキはグッと甘さ控えめで、土台のスポンジに甘味がしっとり含まれていた。
そのバランスが絶妙EE:AEAAB
桃っぽいジェラートは甘みもしっかりあるが、アイスクリームと違ってあっさりしていて食べやすい。
「ラングドシャ」という言葉を始めて知ったが、「猫の舌」という意味のある菓子らしい。
形が似ていることからきているらしいが、薄い焼き菓子である。
バターの風味がタップリで甘く、個人的には苦手なジャンルだが、サックリと薄くて軽い口当たりだったので美味しく食べた。
そしてグレープフルーツ。
最後にコーヒーか紅茶かを聞かれたが、私は断然コーヒー派である。
しかし、例によって前日の酒の影響でコーヒーはちょっとキツい。
かと言って紅茶じゃ物足りない。
アイスにすれば飲みやすいかとアイスで頼んだのだが、私は「美味しいアイスコーヒー」と言うものをあんまり飲んだことがない。
あの苦味と香りはホットならではだと思っていたが、ここのアイスコーヒーは本当に美味しかった。
炭焼きのような乾いた苦味にしっかりとした深み。
アイスでそんな風味があるのは驚きである。
手軽に楽しめるイタリアンのコース。
値段以上に満足度の高いものだった。
難点をいえば、テーブルに紙ナプキンがなかったことと、ウェイターがひとりしかいないので、見るからに余裕がなさそうだったことか。
居心地の良さがここに加われば、かなりいい店だと思う。
すんません、酔っているので文章がヘロヘロです。
ぽ子評価です。5段階で、
味:4
量:3
価格:5
総評:4