人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

コリネッタ@八坂

敬老の日だ。

母の日も誕生日も、一緒にご飯を食べるぐらいしかしてない親不孝者である。

せめて今度はいつもと違うところにしよう、とイタリアンに決めたのだった。

ネットで調べただけで、行った事のない店である。

ちょっと心配だったが、なんて事はない、気取らないカジュアルレストランであった。

小ぢんまりとした店で、満席に近かった。

スタッフも忙しそうである。

イタリアン、フレンチというと高そうなイメージがあったが、ランチセットなら800~900円程度、コースでも1650円からである。

せっかくだからコースで。安いやつ、1650円の(笑)

メインが魚介のパスタか肉料理か選べたので、魚介のパスタをチョイス。

まず、サラダ風前菜(前菜風サラダか??失念。どうも記事するという緊張感がなくて申し訳ない)。

普段ファミレスなんかで食べてるサラダとは全然違う、確かにこれは「前菜」だ。

魚介類をふんだんに使い、ドレッシングもとても美味しい。

薄~くスライスしたチーズにバルサミコ酢など、まさにイタリアンである。

奥はフカフカのフォカッチャ。多分(笑)

「魚貝たっぷりなペスカトーレ」。

マイルドなトマトソースに、文字通りた~っぷりの魚介類。

パスタは軽く芯の残るアルデンテ。

デザート。

ぶっちゃけ私は甘いものは苦手だが、やっぱプロは凄いねぇ。美味しかったス。

かぼちゃ(そもそも私はかぼちゃが苦手だが)のケーキはグッと甘さ控えめで、土台のスポンジに甘味がしっとり含まれていた。

そのバランスが絶妙EE:AEAAB

桃っぽいジェラートは甘みもしっかりあるが、アイスクリームと違ってあっさりしていて食べやすい。

「ラングドシャ」という言葉を始めて知ったが、「猫の舌」という意味のある菓子らしい。

形が似ていることからきているらしいが、薄い焼き菓子である。

バターの風味がタップリで甘く、個人的には苦手なジャンルだが、サックリと薄くて軽い口当たりだったので美味しく食べた。

そしてグレープフルーツ。

最後にコーヒーか紅茶かを聞かれたが、私は断然コーヒー派である。

しかし、例によって前日の酒の影響でコーヒーはちょっとキツい。

かと言って紅茶じゃ物足りない。

アイスにすれば飲みやすいかとアイスで頼んだのだが、私は「美味しいアイスコーヒー」と言うものをあんまり飲んだことがない。

あの苦味と香りはホットならではだと思っていたが、ここのアイスコーヒーは本当に美味しかった。

炭焼きのような乾いた苦味にしっかりとした深み。

アイスでそんな風味があるのは驚きである。

手軽に楽しめるイタリアンのコース。

値段以上に満足度の高いものだった。

難点をいえば、テーブルに紙ナプキンがなかったことと、ウェイターがひとりしかいないので、見るからに余裕がなさそうだったことか。

居心地の良さがここに加われば、かなりいい店だと思う。

すんません、酔っているので文章がヘロヘロです。

ぽ子評価です。5段階で、

味:4

量:3

価格:5

総評:4