人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

クローズZERO Ⅱ

遅いよ、遅すぎる・・・。

リクエストした娘ぶー子は、どこぞでとっくに観てきてしまったじゃないか。

・・・って、ペースが遅れているのは自分のせいなのだが(笑)

              

       監督:三池崇史

       キャスト:小栗旬、山田孝之、金子ノブアキ

休戦協定を結んでいた鳳仙学園に、ケンカを売ってしまった源治。

てっぺんに立ちながらも鈴蘭をまとめられないでいた彼には、大き過ぎる敵である。

ただただ頂上を目指してきた源治に、自分の弱さと向かい合わなくてはならない時が来た。

一方、2年前に鳳仙のリーダーを殺して少年刑務所にいた元鈴蘭の川西は、出所を待っていた鳳仙のメンツに追われて行き場を無くし、ヤクザになろうと決心していた。

そんな彼のターゲットは、源治の父であった・・・。

あまりにも前作から時間が経っていて、すっかり話を忘れていた。

下らんケンカものか、と重い腰を上げて観始めたのだが、いやぁ今回もやられました。

予想を裏切らず、純粋・生粋のケンカ映画だ。

それがなんでこんなに心地良いのだろうか??

こういう魅力は麻薬である。

大仰なストーリーはない、単純に「そのケンカ買った!!」である。

しかし、「勝つ」それだけのために純粋に生きる彼らは、素直にカッコイイ。

底抜けの強さが気持ち良く、格闘技を観るようにワクワクした気持ちになっていた。

ケンカバカの集団だが、ひとりひとり個性があり、皆、憎めない。

私には敵味方すらなく、誰もが強くてカッコ良かった。(あ、ひとりカッコ悪いのがいたな・笑)

そこへ行き場を無くした川西のストーリーが絡み、単なる娯楽映画以上のものとなっている。

自分でも意外な感想なのだが、とにかくエキサイティングで気持ちの良い映画だった。

ひとつ難を言えば、女、イラナイ。白けた。

しかしとにかく役者陣の演技がとても素晴らしいので、惹き込まれること間違いなし!

ぽ子のオススメ度 ★★★★★

ダンナのオススメ度 ★★★★☆

前作同様にハマッてEE:AEAD8大乱闘場面は迫力あってEE:AEAD8相変わらずアホな奴等で面白いEE:AEAD8第3弾に期待EE:AEAD8

注:第3弾がでるのかどうかは分かりません!!