いや~~、二日も飲まないと、すがすがしいのーEE:AEAAB
力が違う。
気分が違う。
憑き物が落ちたみたいだ。
あぁもう酒止めた。平日だけEE:AEAC5
何度も何度も何度も何度も言っているが、諸悪の根源は酒なのだ。
今日ぽ子は、5時半に起きた。
7時半にビッグウェーブが来たが、それを乗り越えて生還したのだった。
酒め、参ったか。
日曜日は酷い二日酔いだった。
それは毎週の事だが、それでも飲んでしまうのが日曜日なのだ。
欲しがっているのは体ではなく、HEARTEE:AEB75
マイハートが激しくそれを欲するのだ。
それに抗う事は、至難の業である。
私は毎週、負けていた。
しかし、おとといは頑張ったのだ。
まぁそれほど二日酔いが酷かった事もあったが、飲もうと思えば飲めたのだ。
酒なんか、酔ってしまえばこっちのものだ。
良薬、口に苦し。
良酒、二日酔いの口に苦しである。
安酒だが。
しかし、乗り越えた。
その甲斐あって、昨日は仕事が早出だったが、スッキリハキハキ頑張れたのだ。
これよこれ。
忘れかけていたエナジーが甦る。
あぁ、部屋を片付けよう。
衣替えをして、手帳に予定を書き込もう。
お母さん、ぽ子はやっと大人になります。
しかし、昔話のように、次々とぽ子を誘惑の波が襲うのである。
昨日の仕事はとても忙しく、前代未聞の労働時間となった。
疲れを自覚できないほど忙しかったが、家に帰って一息つくと、当然マイハートがアレを欲するのである。
ええっ!?まだ月曜ですぜ・・・。
ここで飲んでしまったら、絵に書いたようなダメ人間である。
このままでは家の中が、いつまで経っても片付かないぞ。
歯を食いしばって、ゲームにログインした。
ここで新しい発見だが、どうやら酒の力よりも、ゲームの力の方が強いらしい。
コントローラーを握っているうちに、酒のことは忘れてしまった。
かくして、本日5時半の爽やかな目覚めとなるのであった。
しかし、昔話はまだ続く。
「オカン、こうなったら今日飲もうEE:AE4E5」
彼氏とケンカしたせいで飲み会に行かれなくなり、行き場をなくした娘ぶー子が私を揺する。
飲まないと決意はしたが、本当は飲みたいのだ。
そこへ、
こうなったら今日飲もう。
こうなったら今日飲もう。
こうなったら今日飲もう・・・。
昨日もおとといも飲んでないのだ、もう充分じゃないか。
急に飲まなくなったら肝臓が驚いてしまう。
何事もゆっくりと慣らしていくべきなのだ。
ぶー子の彼氏は、ぶー子を抜いて飲み会を楽しんでいるのだ。
あぁ、ぶー子よ、可哀相なぶー子よ。
私が腹を痛めて生んだひとり娘である。
彼女の心の痛みが、私の心の痛みとなる。
さぞかしぶー子も、飲みたい事だろう。
母も飲みたいぞよ。
ああ、娘思いの母であるばかりに、酒の誘惑に揺れる。
さけー。
さけー。
あとどれぐらい頑張れるだろうか。