ドーナツとコーヒーを買ったら、合計1ドル10セントだった。
コーヒーはドーナツより1ドル高い。
ドーナツはいくら?
という問題が、心理学の本に出ていたのだ。
10セント。即答。
この本によると、10セントと答えた人は、直感システムで答えているという。確かに、計算もなにもない、見ればわかる、という答え方だ。
考え直して正しい答えが出たなら、それは分析システムが直感システムの支配下に置いたということらしい。が。分析システム、働いてないんですが!!答え違うの!?
一応答えは載っていたが、なぞなぞの本でも数学の本でもないので、導き方が出ていない。なので私は納得がいかなかった。そして、いくら考えても他の答えは出てこなかった。
そこで私はまず頼れるチャッピー(ChatGPTだ)に問うたが、ますますややこしいことになった。彼女の式にはxだのyだの出て来て、次元が変わってしまったのである。
そこでもっと簡単な問題をお願いした。
チャッピーの出題:りんごとバナナの合計6個。りんごはバナナより2個多い。りんごとバナナ、それぞれいくつ?
「バナナは4個。りんごが2個。」私の直感システムが答えた。「あれ?」
これではりんごがバナナより少なくなってしまう。
しかし私の分析システムには、この答えを導き出す方法がない。ないのだ。ショック。
仕方なく、指を使った。「・・・2個。」
答えは出たが、このままではりんごもドーナツも納得がいかない。
考え方:差を引いてから、半分にする。このりんごとバナナの場合、6-2=4、4÷2=2、バナナが2、りんごは2足して4。
コーヒーとドーナツも同様。1.10ー1=0.10。0.10÷2=0.05。つまりドーナツは0.05=5セントとなる。
ふーん、式は分かったよ。でもどうして引き算したり割り算したりするのかが分からん。どうしても分からん。
そこで理数脳のダンナに、同じ問題を出してみた。驚いたことに彼は、即答しなかった。「計算するからちょっと待って。」
計算する。直感システムは作動しないのだ。
こうなれば、間違えることはない。そして答えの出し方を聞くと、彼もまたxとyを出して来たので面白くない。
何と言うか、脳味噌の構造が根本的に違う気がする。
この心理学の本曰く、直感システムの素晴らしさはスピードである。しかし直感システムは間違えるというリスクがある。災害時には危険なシステムだと言うが、もし災害時にピンチに陥ったなら、ダンナはチンタラ分析している間に巻き込まれるかもしれん。そして私の直感システムは、そのスピードで私を助けるかもしれない。
助かるかどうかは、運になるが(笑)
一体、どれぐらいの人が、ドーナツの値段を正しく答えられるのか。
直感派としては、5セントという答えが信じられない。