以前、環七沿いの店の方に行ったことがあったが、とても美味しかったことを覚えている。
出づらい場所なのでその後チャンスがなかったのだが、荻窪の支店の方でチャンスがめぐってきたのだった。
夜の9時と中途半端な時間だったが、若い客で賑わっていた。
スタッフも多く、滞りなく頼んだラーメンが出された。
いわゆる「背脂チャッチャ系」の典型である。
久しく食べてないジャンルであった。
とにかく背脂のうまみが映える1杯だ。
背脂のほんのりとした甘み。
しっかりとしたベースの支えがあるので、飽きるようなことはない。
中太麺もギュッとした強さのあるもので、脂に負けてはいない。
具はシンプルなものだが、何となくそういうもので完成されている感のあるジャンルでもあるので不満はなかった。
とても美味しかった。
ダンナが頼んだつけ麺は、酸味のあるもので味わいが異なるが、こちらも背脂たっぷりでとても美味しかった。
どちらも「こってり」の度合いを調節できるので、お好みで頼むことができる。
私は1段階上のこってりで注文したが、好きならちょうど良いのでは、というぐらいの脂っぷりだった。
卓上にはクラッシャーで潰すタイプの生ニンニク。
これが甘めのスープを引き締める。
唐辛子や黒こしょうも、味の変化を楽しむにはいい。
どれも変化が著しいので、途中から入れることをオススメする。
ぽ子評価です。5段階で、
麺:普通ながらも適役。「4」
具:シンプルだがハズさない。「3」
スープ:背脂♪「5」
総評:バランスのとれた1杯。「4」
「ラーメン」