多摩組スタンプラリーもあと残すところ３店となった。
苦手で後回しにしていたアッサリ系である。
正直あまり気乗りはしなかったが、ここに行かないとスタンプがたまらないのだ。
こういった機会に普段食べないようなタイプを食べておくのもいいのだろうが、過去に二度、あっさり系の行列店に行ったが食った気がしなかった事を思い出すとどうしても気が進まない。
調べてみると油そばがあったので、それを食べる事にした。
こんな言い方で店主にはホント申し訳ないのだが、食の好みの問題である。
いざ着いてみると、期間（数量？）限定で、味噌味の油そばもあった。
○麺堂とのコラボとのことだが、味噌味の油そばがどうもピンと来なかったので、普通の油そばで。
ご夫婦での経営だろうか。
とても感じの良い接客である。
ジャンク、こってりがすきなぽ子としては、とてもおいしそうなヴィジュアルである。
ほぐしたチャーシュー、たまねぎのみじん切り、魚粉、メンマ・・・正体のわからないものも含め様々なものが乗っている。
実は油そばを食べるのは初めての経験である。
とりあえずグチャグチャにかき回して食べてみたが、最初の感想は「あぶらそば」である。
たしかに油まみれのそばなのだ。
私はもっとつけ麺的なものを想像していたのだが、ニチャッとした食感の麺だ。
そこに色々なものが絡み合ってくるのだが、カリッとしたもの、ニュッとしたもの、様々な食感のトッピングが混ざり合って面白い。
味は「油」というだけあって、こってり。
あっさりして物足りない思いをするよりは全然良かったが、油そばを初めて食べた私には、この１杯がどうだと語る言葉を持たない。
美味しかった。
美味しかったがこういうものでいいのかどうかはサッパリわからない。
不思議な１杯だった。
そんな訳で、今回は評価はナシで。
「油そば」
