タイトルからはどんな映画なのか、想像もできなかった。
サスペンスである。
監督:M.ナイト・シャマラン
キャスト:マーク・ウォールバーグ、ズーイー・デシャネル
ある日突然、アメリカの北東部に異変が起こり始めた。
それはニューヨークのセントラルパークから始まり、じわじわと広がっていく。
時間が止まったような静けさの後、人々は自らを死に至らしめるのだ。
テロか?ウィルスか?
エリオットは心の通じ合わない妻アルマと友人ジュリアン親子と共に避難を始めるが、迫り来る死の気配から逃げ切ることはできるのだろうか。
得体の知れない恐怖である。
原因は何なのかは最後までハッキリとはわからない。
例えばモンスターや暴漢のような形のある敵なら、こんなに気味の悪さはなかっただろう。
目に見えず、先が読めず、正体のわからないものが迫ってくる気配は、静かに観る側を脅かす。
ひんやりとしたような恐怖だ。
しかしググッと惹きつけておいて、終わりは呆気なかった。
「え?これで終わり?」というのがその時の気持ちである。
結局曖昧なものや無駄なものが多く、消化不良で終った感じだ。
いい感じに引っ張ってくれただけに残念だ。
ぽ子のオススメ度 ★★★☆☆
ダンナのオススメ度 ★★★☆☆ 見えない恐怖にドキドキ
ぶー子のオススメ度 ★★☆☆☆ 話が中途半端。