何の前情報もなかったので、勝手にドキュメンタリーだと思っていた。
監督:ローランド・エメリッヒ
キャスト:スティーブン・ストレイト、カミーラ・ベル
舞台が古代と言うだけで、どの時代にもありそうなストーリーである。
お互いを知らずに、小さな部族が点々としていた時代である。
ある日、村の預言者の言う通りに青年デレーの村が賊に襲われ、多くの仲間と共にデレーの恋人がさらわれてしまう。
実はデレー、マンモスの襲撃があった時に、偶然からマンモスを倒し、英雄と称えられた過去がある。
偶然で英雄となってしまった自分を恥じていたが、図らずも汚名返上の時が来たのだ。
賊に襲撃されたのはデレーの村だけではなかった。
行く先々で仲間を増やし、ついに敵と立ち向かうときが来る。
しかしその敵は、「神」と崇められていた者であった。
恐れをなして、諦めてしまう仲間。
無謀な計画は、勝利へ導くのか?
まぁ良くあるストーリーである。
時代が紀元前1万年、という事だが、それゆえの特徴が生かされていない。
なのでよくある話っぽくなっているが、ストーリーとしては退屈することはない。
恋人や仲間を助ける、と言う正義のお話は、ありきたりでも気持ちがいいものなのだ。
シンプルだが、楽しめる作品である。
言い換えれば「特別なものはない」という事でもあるが。
ぽ子のオススメ度 ★★★☆☆
ダンナのオススメ度 ★★★☆☆ またこの手か。
ぶー子のオススメ度 ★★☆☆☆ ありがち