人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

紀元前1万年

何の前情報もなかったので、勝手にドキュメンタリーだと思っていた。

             

   監督:ローランド・エメリッヒ

   キャスト:スティーブン・ストレイト、カミーラ・ベル

舞台が古代と言うだけで、どの時代にもありそうなストーリーである。

お互いを知らずに、小さな部族が点々としていた時代である。

ある日、村の預言者の言う通りに青年デレーの村が賊に襲われ、多くの仲間と共にデレーの恋人がさらわれてしまう。

実はデレー、マンモスの襲撃があった時に、偶然からマンモスを倒し、英雄と称えられた過去がある。

偶然で英雄となってしまった自分を恥じていたが、図らずも汚名返上の時が来たのだ。

賊に襲撃されたのはデレーの村だけではなかった。

行く先々で仲間を増やし、ついに敵と立ち向かうときが来る。

しかしその敵は、「神」と崇められていた者であった。

恐れをなして、諦めてしまう仲間。

無謀な計画は、勝利へ導くのか?

まぁ良くあるストーリーである。

時代が紀元前1万年、という事だが、それゆえの特徴が生かされていない。

なのでよくある話っぽくなっているが、ストーリーとしては退屈することはない。

恋人や仲間を助ける、と言う正義のお話は、ありきたりでも気持ちがいいものなのだ。

シンプルだが、楽しめる作品である。

言い換えれば「特別なものはない」という事でもあるが。

ぽ子のオススメ度 ★★★☆☆

ダンナのオススメ度 ★★★☆☆ またこの手か。

ぶー子のオススメ度 ★★☆☆☆ ありがち