寝不足、ウェルカムである。
頑張って寝不足します、ぽ子。
相変わらず平日は眠れない眠れないと騒いでいるぽ子だが、ちょっと方向を変えてみる事にした。
とことん寝不足になってやる。
いっくらなんでも極限まできたらスッパリ眠れるだろう。
・・・とまぁ「早くやっとけよ、それ」と今さらながらの戦法だが、というか何度も挫折している気もするが、どうも寝不足の精神的なダメージに弱く、極限にたどり着く前に二度寝で調整してしまう。
寝不足の上の二度寝なんだから、これでプラマイゼロ、むしろマ~イ、つまりちょっとの二度寝ぐらいじゃ全然足りてないと思うのだが、どうしても眠れない。
やはり寝下手のtuguさんは「睡眠時間が減ってくるお年頃なのだ」と結論付けたが、私は認めたくなかったフシがある。
もしかしたら寝不足なんかじゃなくて、これでちょうど良かったりするのか?
だからって寝付くのに数時間だ。
開き直って起きているには勇気がいるほど長い。
だから私はズルズルと早目に布団に入り、ズルズルと軽く読書をし、ズルズルと寝付けずにいたのだが、繰り返しである。
結局寝酒と称して平日に深酒をしてしまったりして、ますます不健康であった。
わかった。覚悟を決めよう。
読書を時間で区切らずに、本気で眠くなるまで読む。
鳥よ、啼け、朝日よ昇るが良い。
それが本来のぽ子の睡眠時間であればそれでいいし、寝不足なら極限まで我慢して最後に倒れるように眠ってやる。
で、昨日布団に入ったのは12時半。
マンガを2冊読んだ。
時計は見ずに布団に入ったが、気持ち良く眠れそうである。
しかしだ、ここまでは簡単なのだ。
そのまま寝れりゃいいのに、なぜか目が覚めてしまうのだ。
そして、やはりなぜか目が覚めてしまった。
ここからが長い。
あせるなぽ子。
先程のマンガの事を思い出す。
「ポットクリン」のシステムってどんなんだったっけ??
何度もウトウトするが、やはり眠れない。
非常に肩が凝る。
何かに憑かれてるんじゃないかと思う時だが、深みにはまってしまいそうなのでその線は考えないで枕のせいにする。
そうだ、枕で眠れるようになるもんかな??
ちなみに現在の低反発でも反発が強くて肩が凝る。
思惑通りに短い睡眠時間のまま朝が来た。
しかしムチャクチャ眠くて、つい習慣で「みんないなくなったら寝てやる」と思ってしまう。
とりあえずみんながいるうちは寝そうもないような顔をしなくてはと動き回っていた。
かんたんな片づけをし、調べものをし、ゴミを捨てる。
どうせ後で寝るのだ。
今のうちにやれる事をやっておこう。
みなさん、私は家事をやってます。
まさかこの後寝るなんて思わないでしょ。
後はいつもの通りである。
洗濯機を回してしまったから、「これさえ終われば寝れる」と頑張り、
でもピアノも弾きたいから「これを弾いたら寝れる」と頑張り、
ゲームもやりたくて「ここだけセーブしたら寝れる」と頑張り、
ゲームのコントローラーが手から離れると、ソファにだらしなく伸びた。
隣で寝ているラを抱く。
我が家で一番でかい猫だが、猫って柔らかくて暖かい。
甘ったれラは、ゴロゴロと喉を鳴らして目を閉じている。
心のBGMは「美しく青きドナウ」。
私の意識は静かに天に昇って・・・、
・・・行きません(怒)
何やってんだ、バカヤロー!!
また先週と先々週と先々先週と同じ事を繰り返す気かッ!!
私は玄関に行って芝刈りバサミを取り、庭に出た。
オリャー!!やけくそである。
しかしその甲斐あって目が覚めた。
ぽ子は、ぽ子は勝ったのである。
しかし仕事が不安であった。
これまでは肉体労働に従事していたので眠くなる事などなかったが、今は座り仕事である。
睡魔ほど恐ろしいものはない。
しかし今日は立ち仕事の方に回ったので幸い酷く眠くなる事はなかったが。
この程度では今夜はまだ眠れないだろう。
ぐっすり眠れるのは何日後か。
ところで近々仕事で勉強会があるとか言っていたが、それはいつなんだろう?
ぽ子が眠れる方が早いことを祈る。