tuguさんのサイトで紹介されているのを見て、すぐに予約を入れたのだが、人気が高くなかなか手元に来なかったのだ。
カッパのキャラが好きなtuguさんは、このカッパのクゥを見て最初「可愛くない」と思ったそうだが、次第に可愛く見え、「感動した」という。
どれその感動、私も経験してみようじゃないか。
原作:木暮正夫
監督・脚本:原恵一
カッパのクゥは、江戸時代の大地震の時に地割れに飲まれ、石に閉ざされたまま現代まで地中に眠っていたが、ひょんな事から康一に助けられ一緒に暮らすことになる。
平和に時が流れていたが、いつまでもクゥを隠し通している訳にはいかない。
ついに「河童と暮らしている事」が公になり、康一の家には報道陣が詰めかけ、平和が乱されていく。
もうこれまでのようにはいかない。
それをきっかけに、本当のクゥの幸せを考える時が来る・・・。
かわいくない(笑) 本当にカッパだ。
しかし不思議なもので、tuguさんの言ったように、ちゃんとすぐにかわいくなった。
かわいくなったらもう何をしてもかわいくて面白くて、とても暖かい気持ちになった。
表情やセリフも楽しく、笑いどころ一杯、そして切ない場面もちょっぴり。
最初から最後まで目が離せなかった。
これを見るまでこの映画は「パッとしないアニメ」ぐらいのポジションであったが、良く出来ている作品だと思う。
宮崎駿のアニメのような大仰なメッセージ性がないだけに親しみやすく、分かりやすかった。
余談だが、ぽ子のはこの作品の舞台・東久留米で生まれ、育った。
実在の場所もたくさんあり、そういう部分でも楽しんだ。
いまいちパッとしなかった作品だが、多くの人に観てもらいたいなぁと思う。
その時はハンカチのご用意を。
ぽ子のオススメ度 ★★★★★
ダンナのオススメ度 ★★★★★ 可愛い。素朴。
ぶー子のオススメ度 ★★★★★ 引き込まれる。オッサン!!
なんと、初の全員5つ★!!
tuguさん、ありがとう!!