映画カテのコメントに、ぜひ観て下さいとあったのだ。
動物モノのようなので、喜んで観る事にした。
監督: 山口晃二
キャスト: 白石美帆、 田辺誠一
昭和56年。
24歳で視力を失くしたしずくの元に、盲導犬のベルナがやってくる。
やはり全盲の夫と暮らすしずくの家庭が、明るくなっていき、「ベルナがいればできる」と、男の子を出産する。
やがてベルナも年老いて、盲導犬を引退させる事を考えなくてはならない日がやってくる。
もう仕事はしなくていい、今度は私がベルナを守る・・・。
tuguさん、この映画観てないんですよね??ね??(念押し。)
これは娯楽映画ではなく、盲導犬協会あたりが盲導犬の理解を深めるために制作したようなストーリーであった。
そういった意味では良くできてはいたが、娯楽性はほとんどなく、ドキドキハラハラウルウル、というような刺激はない。
非常に単調である。
ありがちなストーリーではあるが、日本人はこういう湿っぽいものを好むものなのか、何だかんだ言いながらもキッチリ最後まで観る。
飽きるという事はなかった。
こんなに盲導犬に対して世間の理解はないものなのか、ちょっと大げさじゃないかと思ったのだが、もしかしたらそれこそ偏見なのかもしれない。
盲導犬を連れてレストランで食事をする苦労など、想像することができなかった。
最後にちょっと驚く展開があったが、ちょっと強引な感じがしないでもない。
一昔前に小学校の体育館などで見せた、優等生な映画のテイストである。
ドラマ性はあっても現実的でないのだ。
ただ、「盲導犬」+「死」、とか+「別れ」のお涙頂戴ものでなかったのが大きな救いだ。
この映画の見所はそこではない。
ぽ子のオススメ度 ★★☆☆☆
ダンナのオススメ度 ★★★☆☆ 感心した。
ぶー子はお休みです。
tuguさん、こんな評価でごめんなさい!!