人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

こすってピカピカ

古本屋で買った本が、意外とつまらないのだ。

シリーズで3冊も買ってしまったが、もうあまり気が進まない。

なので昨夜はとうとう別の本に手をつけてしまった。

殺人事件のルポルタージュ。

あぁ、やっぱりこう言うのが好きだなぁ。

人間の中に潜む悪魔、それはいつ、どのように作られるのだろうか。

ちなみにアタリの本も殺人の方も、100円である。

あんな本を読んだ割には、良く眠れた。

さて、今日は第3次カタバミ戦争を勃発させる日だ。

今日でカタバミという土地は、ぽ子庭の歴史上から消え去るであろう。

この間の無差別攻撃で、恐らく対戦意欲は失せているはずだ。

あの日、アメリカの大統領は何を思っただろうか。

で、名前誰だっけ??

おっとその前に、ちょっと待てよ。

風呂が汚れてたな。

まだまだ時間はタップリある。

先にこっちを済ませてしまおう。

ぽ子の従来の風呂掃除は、

①湯船のお湯を抜いて、サッとシャワーで流す。

②壁全体をシャワーで濡らす。

③「こすらずピカピカ」という、こすってもピカピカにならない洗剤を壁じゅうに噴射。

④それをスポンジでこすり、

⑤湯船もこすって全部流したら、完了。

まぁこんな簡単なもんだが、ぽ子には重労働だ。

アカにまみれたイスだの洗面器だの、他にも気になるところはあるのだが、「それは今週中にやろう」と思いつつ、やった試しがない。

その上、床も、目地にピンクのカビが生えてきた。

これだけはやるか。

床に「こすらずピカピカ」という、なぜか床の赤カビは良く落ちる洗剤を噴射、ブラシでこするとすぐにきれいになった。

しかしそれは、目地だけの話である。

我が家の風呂の床はベージュ色で、タイルの床のような目地が入っている。

目地はこのように洗剤でこすればすぐに落ちるのだが、床の色自体がグレーに汚れてきている。

洗剤でこすってはいるのだが、なぜか目地しかきれいにならない。

仕方なく「こすらずピカピカ」という、床の目地だけきれいになる洗剤で目地だけをきれいにしてきたが、改めてみると、床、ところどころ薄汚いグレーである。

いっそ全体的にグレーになってくれりゃいいものを。

一体何なんだ、この汚れは。

私は指先に力を入れてこそげてみた。

するとケシゴムのカスのようなアカが生まれてきた。

おお??

これはこすれば落ちるぞ。

しかし、洗剤+ブラシではダメなのだ。

これ以上強力なアイテムは・・・。

あった

以前、イスと洗面器のアカを落とすために買ってきた、洗剤なしでも落ちますよ、というスポンジ。

ちなみに洗剤なしで落とすには、結構力がいる。

それだけアカを溜めてしまったのかもしれないが。

これでこすったら、落ちたのだ。

もう落ちないと思っていた汚れがみるみるきれいになっていく。

私は面白くて止められなくなってしまった。

戦争、どうするんすか?

戦争延期とカタバミにお伝え下さい。

止められないのだが、汚れの範囲があまりにも広いため、いつまで経っても終わらない。

しゃがむのが辛くなってきたので、風呂場のイスにバスタオルを敷いて座った。

イスの水滴を拭く事すら面倒なぽ子である。

それでも、前かがみになって圧迫される太ももが痛くなってくる。

エコノミークラス症候群で死ぬのか?

もう止めようとシャワーで流しても、残った汚れが浮いてしまい、ついまたそこから磨き出してしまう。

風呂掃除に1時間半もかけてしまった。

いや、普通これぐらいかかるものなのか?

まっとうな風呂掃除がわからない。

ムッチャ疲れた。

しかし、会社で換気扇掃除の話をしていたら、何だかそっちも気になってきた。

ここに越してきてから一度も洗っていないのだ。

そもそも外し方がわからないし、そんな事を考えているとイヤになってしまうのだ。

そろそろやってみるかな。

しかし優先順位はずっと後である。

何しろ家中、汚いところだらけなのだ。