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今さらこんな事を書くのも恥ずかしいが、風呂の掃除が良く分からん。
ジメジメする場所なので、すぐに薄汚くなってしまう。
我流で通してきたが、いよいよ限界を感じ始めた。
ここに引っ越して来るまで住んだ家は、どこもせいぜい4、5年だ。風呂掃除に限界を感じるまでには、そこを離れていたのである。
しかしここに来てはや8年。チリも積もれば山となる。カビも積もれば落ちなくなってくるのである。
越してきたばかりの頃は、結構こまめに掃除をしていた。
風呂じゅうに洗剤を吹き付けて、ゴシゴシと。
面倒臭いじゃないかEE:AEB64
やがて頻度が落ちる代わりに、入浴ついでにチャチャッと掃除するに留まってしまったのである。
こすってもこすっても・・・、今度はあっち、次はあっち、と汚れやカビが現れてくる。
イタチごっことはまさにこの事で、本当にうんざりする。終わりのない戦いである。
サボればその分、汚れもたまる。非常に律儀にたまる。あいつらはサボッたりはしないのである。
そうするとさらにウンザリして、現実から目をそらしたくなる。
逃げたところで、奴らは増殖を続けるのだ。私は永遠に戦わなくてはならないのである。
完全に、風呂場の奴隷だ。結局また、入浴時にブラシと洗剤を手にする。
「目に付いたところだけ」というのが、せめてもの抵抗だ。
風呂のフタとか、あれは刑罰レベルである。いっそ我が家の刑罰とするか。・・・いや、やっぱりやめておこう・・・。その方が私にとっては良さそうである・・・。
そんなウンザリな風呂掃除だが、救世主はいる。
カビキラーだ。
吹き付けて放置するだけで、ピカピカに。
じゃあそれで楽しろよ、と思われるかもしれないが、使用頻度は極めて低い。
なぜなら、「救世主」なのである、そんなにしょっちゅう呼び出したりはできないのだ。
どうせならしっかり汚れを溜めてから、ギャフンといきたいのである。
しかし、汚れは「溜める」ものではない。汚ければこすらなくてはと思ってしまう。
面倒なのでその具合が中途半端であり、思い切って救世主を召喚する程でもない、かといって何日も見過ごすこともできない、でもできるだけやりたくない、その複雑な思いの賜物が、現在の我が家の風呂場なのであった。
長くなったが、今日、久しぶりにカビキラーを使ったのだ。
もう葛藤にも疲れて、その存在を忘れかけていた。
「カビキラーの目」で見ると、汚いねぇ、どこもそこも。
締め切って噴射しまくったが、別に具合が悪くもならなかったし、においも気にならなかった。
ところが部屋に戻ってそっちのにおいがおかしい。
そんな事は考えにくいので、恐らくカビキラーの強烈なにおいに慣れてしまって、嗅覚がおかしくなったんじゃないかと思う。
何というか、保健室のような、ムヒのような、消毒薬のようなにおいである。
そっちで気持ち悪くなってしまった。換気扇を回す。オエー。
猫が死ぬんじゃないかと、本気で心配した。
時間をおいて風呂場に行ったら、オオ!!さすがメシアである。素晴らしくきれいになっていた。
感動して私は、腕を後ろに回してのけぞってしばらく眺めていた。
決めた。
もう入浴のたびにチマチマはやらない。
じゃんじゃんカビキラーを使ってやる。
以上、カビキラーはすごい、というお話でした。