ロシアがウクライナに侵攻してから一ヶ月。
普段は世界情勢などあまり関心はないのだが、さすがに現状を知るにつけ、心の痛みや憤りを感じるようになった。
が。
困っている。
父の電話が長くなる(笑)
一日おきに、兄と交代で生存確認を兼ねて電話しているのだ。
そもそも長い。良く喋る。ひとりで勝手に喋っているのだ。こちらは頷き担当。
一日おきである。チリツモでただ時間が失われていくのが惜しく、父の話を聞きながら掃除をするようにしたのだった。
電話を掛ける前に、片手で出来るその日の家事を書き出しておく。
床拭き、キャットタワーの掃除、テーブルの上やパソコンデスクの片付け。
最近は、超絶汚れていたブラインドの掃除に着手した。こうなると電話も悪くない。ブラインドの掃除など、単体でやるには荷が重すぎる。効果がほとんど見えないところも、やる気にならない原因のひとつであった。久しぶりに拭いたブラインドは、羽にびっしり埃がたまってこびりついていた。
それにしてもだ、ウクライナの話になると、長いのである。
話を聞きながら、良く一人でこんなに一方的に話ができるものだと感心する。
私は何も問うてない。返事をしてるだけなのに、延々とウクライナを語るのである。時々唐突に「何かこの人すげー」などと頭に浮かんで来る。
老いから来ているものなのか、性格なのか、その両方なのか。先日は自宅から駅まで歩いて向かう間に電話したのだが、東村山の自宅から小平までずっと話していたのだ。
父宅へ行った兄からは、「いやぁ良く喋るね」とメールが来た。
まん防が明けて、私も家に呼び出されているが、正直気が重い。電話じゃなく家に行くなんて、完全に囚われの身である。
こんな風に考える自分も嫌で、どうしたら菩薩になれるものか、心の持ちようを模索している。
今日の電話は、私の晩だ。
ブラインドの掃除より、今はブログ引っ越し作業をしたいんだが・・・・・・。