人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

今日はひどい

雨だからとか風が強いからだとか、私にはそういったことはあまり関係ないようだ。

今日はひどい。

昨日の夜もこんな感じで、完全に鼻が詰まった状態で布団に入ったけど

「プリビナ液・チバ」を点鼻すると、程なくして鼻が通ってきた。

これで楽になる。「快感」と言ってもいいぐらいだ。

キツく閉めたスキーブーツから冷え切った足を出して足湯にでも入ったら、こんな気持ちになりそうだ。

「しあわせ・・・。」とすら思いながら、心地よい眠りに入ったのだが、そう甘くはなかった。

何時だか分からないが、フッと目が覚めた。まだ暗い。

この時期のクセで、つい「ハッ、花粉は?鼻は?」と思ってしまう。

一番考えてはいけないことなのだが、目が覚めたばかりでそこまでコントロールできないのだ。

途端に通っていた鼻がズズッと詰まりだす。

布団を頭からかぶって「ほら、もう花粉さんは来ませんよ。」と言い聞かせるが後の祭り、

鼻からは「ズー」とか「ピヨー」とかサウンドマジック、ところで不思議なもので、吸うのは比較的楽なのになぜか吐く方ができない。

この間ハートの風船を膨らました時、プーッと膨らましただけで栓をしなくても勝手に止まった。

どうやら通気が一方通行だったようだが、私の鼻もそうなりつつある。

「花粉知らん振り作戦」も功を奏さず、諦めて「チバ」を点鼻した。

寝るときの1回だけと決めていたが、これではこのまま朝になってしまいそうだ。

しかし、この薬が効かなくなると他に拠り所がなくなってしまう恐れがあるから、量を少なくした。

そのせいか、効かなかった。

時間はどんどん過ぎて行く。

そのうち6時にセットしたヒーターのスイッチが入ったので、ヤケクソで病院でもらった薬を飲んだ。

効きやしないと思っていたのにいつの間に寝ていたという事は、これでも効果があるという事か。

それにしても起きる前からこれでは、今日は先が思いやられる。

案の定、シーズン入って一番キツい日だった。

でもこれまでを思い返してみると、もっと酷い日があったから

まだまだこんなのはいい方なのだろう。本当に気が重い。

こうしてシーズンに入ると「今度こそ減感作療法をやるぞ。」と思うのだが、シーズンが過ぎてしまうと

「まぁほんの2、3ヶ月の事だし、毎日つらいわけじゃないし。」となってしまう。

あぁ、やっぱりイヤだ、こんな生活。

私よりひどい人はたくさんいるのだろうが、自分の身の回りでは見た事がない。

つまり、私の中では私が花粉症のトップなのだ。リーダーなのだ。教祖なのだ。最高額入札者なのだ。落札者なのだ。

とにかく鼻が詰まるのが耐えられない。

食欲も集中力も思考力も低下する。言葉が通じなくなるから喋りたくなくなる。口呼吸が辛くて眠れない。何もかもイヤになってくる。

今回はまじめに薬の話をしようと思ってたけど、そんな感じで非常に機嫌が悪く、頭の中もまとまらないので

今日はグチだけで失礼します。

プスー。