ミニラーメンを4杯は食べて帰るぞー!!
・・・が目標だった。
ラーメン国技館。
お台場のアクアシティの中にあります。
それほど大きな規模ではなさそうだから、きっとすいてるだろうと思って行ったけど、
行列。
それでもラー博に比べれば全然マシだ。
何回でも並んでやる。
まずはお目当ての「秀ちゃんラーメン」。
10分程の待ちで入れました。
どこの店もそうでしたが、「ミニラーメン」といえども侮れません。
トッピングがスペシャル系のラインナップなのです。
この「秀ちゃん」では味玉、トロ肉チャーシューが入っていました。
でも・・・「あれ?」
おいしそうなトロ肉は厚切りに見えてじつはペラペラ。
そぎ切りになっていたので騙されました・・・。
味は脂が乗ってやわらかくておいしかったけど。
味玉はしっかり味付けされて半熟でおいしかった。
麺も硬めの極細麺、バッチリ。
ただ・・・。
スープはイマイチだ。
薄いと言うか何か、のばしたような感じの味だ。
店主に恨みをもつ従業員がスープに「2倍濃縮」と書いたのかもしれない。
九州の「秀ちゃん」も東京の「秀」も行ったけど、こんな味ではなかった。
もっとコクがあってドロンとしたこってりスープだった。
これでは近所の「大学ラーメン」レベルだ。
評価です。5段階で、
麺:硬くていい具合に芯が残る。「5」。
スープ:サラッとして裏切られ。「3」。
具:ちょっと騙され感もあるけど
ミニラーメンだからね。「4」。
総評:期待してただけにショックがでかい。
「3」。
ミニラーメン
ガックシだ。
次に行く。
一番行列の長い「東大」へ。
それでも15分待ったかな?ぐらいで入る。
ここではテーブルに生卵が置いてあり、「ご自由にどうぞ」状態になっています。
「生卵・・・?」と疑問に思っていましたが、ラーメンが来て見て納得、
豚バラのスライスが乗っていたのだ。
スープも濃い目の醤油なので、すきやきのようにして食べると良さそうな訳だ。
そういえば店内はラーメン屋というより定食屋のようなにおいだ。
「それじゃ遠慮なく・・・。」
卵を入れる。
醤油の濃いような色のスープは見た目を裏切らないでしっかり濃い味で、
サラッしていてもコクがありこってり感がある。
また、脂ののったバラ肉がさらにこってり感を出す。
そこに生卵をからめるととてもいい感じだ。
麺との絡みも良く、インパクトの強い味だ。
味玉も丸ごと1個入っていて、半熟で味もしっかりついていておいしかった。
ただスープのサラッと感と、ご飯のおかずのようなものが乗ってる感が
私にはイマイチ・・・。
これならトッピングだけ全部ご飯にのせて食べたいもんだ。
スープと麺だけだったら、量的なことではなく、物足りなかっただろう。
馴染めなかった。
評価です。
麺:普通。スープには合っていた。「4」。
スープ:私的にはもっとドロッとしてるのが
好き。「3」。
具:具だけなら満点だけど、ラーメンの
トッピングとしては「3」。
総評:馴染みがないので違和感だった。
「3」。
ミニラーメン
豚バラ肉がかんぴょうみたいに写ってしまった。
これで思いがけずお腹がいっぱいになってしまい、
買い物してこならせる。
「ハラヘッタ状態」にまで戻す事はできなかったけど
どうしてももう1杯は食べたかったので、再入場。
今度は待ちのない「大大」へ。
とんこつと魚介のWだとか。
魚介・・・。
不安もあったけど、ここ2杯とんこつ続きでちょっと変化も欲しくなった。
「う。」確かに。とんこつだけど魚介だ。看板に偽りなし。
あぁ・・・やっぱりダメだ、魚介。
このスープから魚介の味がなければもっとうまかろうに、と思ってしまう。
ここでもしつこいようだがサラッと感がイヤだ。
もっと動物性の脂の効いたものが食べたかった。
麺は私好みの細ストレートで文句なし。
トッピングも多彩だけど、せっかくの明太子がスープに溶け込んで全然味が分らなかったのが残念だ。
う~ん、魚介。ごめんね、魚介。
ここでも満足はできませんでした。
評価です。
麺:しっかりした細ストレート。「4」。
スープ:好みの問題で。「2」。
具:見た目ほど楽しくはなかった。「3」。
総評:丁寧な味でしたが、「3」。
ミニラーメン
どれも結果的には期待はずれでしたが、決してまずかった訳ではありません。
私の好みでなかっただけで、どれもとても気合を感じるラーメンでした。
あ、でも秀ちゃんはどうしちゃったんだろう?
九州のお土産に買って帰ったインスタントの方がよっぽどおいしかった。
う~ん、やっぱり1件1件自分で情報を集めて自分好みのお店に行くほうがいいかなぁと思ってしまいました。