午前中に配達の仕事をやるようになってから、昼にシャワーを浴びるようになった。
こう暑い中走り回るんじゃ、汗かいちゃうからねぇ。
このまま家にいるんだったらめんどっちーからそのまんまでいいんだけど
午後にまた別の仕事に行くので仕方ない。
「ぽ子さんたら臭いったらないワ。」なんて言われたらたまらない。
前にも書いたが、こうしたギリギリの見栄のお陰で、まだ何とか人間らしい生活を保っている。
ところが昼にシャワーを浴びると着替えをしなくてはならない。
見栄張ってシャワー浴びて、また臭いTシャツを着るんじゃ意味がない。
そうなると1日に2セット、服が洗濯となるのだ。
くっそー、不経済だ。
シャワーのお湯だってもったいないぞ。
クサTはしょうがないけどシャワーは何とかできないものか。
シャワーやめだ。
でもクサぽ子にはならない。
風呂のお湯をわかさないでそのまま使えば、電気代(ガスなのか?いまだにわかっていない)もお湯も浮くではないか。
冷たいぐらい何だ、エアコン代も浮かせ~!!
思えば私の母もケチである。
父の穴の開いた靴下を「もったいない」と言っては履き、
マヨネーズやケチャップの最後は、底を切った容器に味付けしたいものを入れる。
ポテトサラダのジャガイモがマヨの容器の中でもみくちゃにされるのを何度も見たし、ケチャップの容器でトマト味のスープがシェイクされるのも見た。
「同じ『毛』じゃないの。」と言って、猫用のシャンプーを買わずに「モノゲン」というウール用洗濯洗剤で猫を洗うし、
猫といえば、牛乳をこぼすと「もったいない」、と拭かずに猫を連れてきて舐めさせていた。
結婚してから実家に行くと、私が返すのを忘れていた元バイト先のコンビニの制服を着ていたこともあった。
まぁそこまでは分かる。私はやらないが。
でもこの間実家に行ったとき見たアレは。
ティッシュの箱に大量の丸めティッシュが入っていた。
きっとゴミ箱まで行くのが面倒だったんだろうと思い、
「いい加減、捨てたら?」と言ったら
それはゴミではない、ちょっと鼻を拭いただけでもったいないからまだ使うのだと言う。
ちょっとと言えども「鼻」だ。この場合の「鼻を拭く」は「鼻(水)を拭く」なのだ。
これはやめて頂きたい。
しかしぽ子の母は戦争体験者で、「もったいない世代」であるのは仕方がない事だ。
では「もったいない世代」の娘はどうなる?
こうなる。
ワインの飲み残しはボトルに戻す。
シャンプー類のボトルは最終的にはお湯を入れてシャカシャカ使い切る。詰め替え用もまた同じ。
ソバやそうめんのつゆはできるだけ飲もうと思う。
ダンナや娘ぶー子が残した魚の小骨や皮は食べる。
靴下のゴムが伸びたらゴムの部分が隠れるズボンを履く。
ゲームソフトは売らないが、これまで2回やったゲームはFF10-2の100%コンプ狙いの2周目を除いて、1回しかない。
ゴミ出しは、有料のゴミ袋がもったいないため、捨てる際に家中のゴミ袋から1つがパンパンになるまでかき集める。
燃えないゴミでそれをやるとゴミ袋が負けてしまい穴だらけになり、そこをセロテープでとめるためすごく貧乏臭い。
毎朝コーヒーを飲むけど飲みきれず、かといって捨てる事もできず、老舗のうなぎ屋の秘伝のタレのように毎朝前日の飲み残しに足して飲んでいる。
ネコが吐いたゲロも乾けば腹減った時に食べてくれないかなぁ・・・と思う。
まぁつまり「もったいない世代」の娘もケチなのだ。
私は「モノを大切にしている」と思ってますが。