エヴァのバイクで運転は任せ、弾は無限だし
何だか楽しい。
しかしそれも長くはなかった。
燃料タンクに穴が開き、しまいに倒木に突っ込み
崖から落ちてしまった。
ゲームだとわかっていても「これは生きていても相当重傷だぞ。」と思わせるような落ち方だ。
スネークは重傷ながらも無事であった。
しかしエヴァが・・・。
コシのあたりに太い木の枝が貫通している。
うぅっ。痛そうだ。
「私のことはいいから。」ありがちなパターンだ。
かまわん、かまわん、足手まといだ。
・・・とはいかないよなぁ。
のちのち本当に足手まといになるが、連れて行くことになる。
さぁバイクはなくなった、どうなるんだ?と思ったら・・・。
かぁ~・・・。
また敵の中、徒歩ですか・・・。
弾がたくさん拾える。これからそれだけ必要なのか。気が重い。・・・。しかし満タンだ。
食料も調達しておこう。
ウロウロ・・・きのこ・・・ウロウロ・・・へび・・・。
しっかしエヴァ、勝手にスタミナの消費早いなぁ。
きのこでも食っとけ。「まっずい!!」ハイハイ、お嬢様だねぇ。
あ、敵、見つかった!!
パシパシパシ。げ、エヴァ邪魔だよ~、撃っちゃったじゃん!!
パシパシパシ。エヴァ、邪魔・・・。ウッ、こっちもガンガンやられる。
え~い、走るぞ!いつものように!
タタタタタ・・・。
あれ?エヴァいない。
確か△ボタンで呼ぶんだっけ?
「おなかすいた・・・。」はぁ?
確かにスタミナがかなり下がっている。でも今はそんな場合じゃ・・・。
エヴァ~。
来ない。ついて来る訳ではないらしい。
しっかたねー、戻るか。
エヴァ、おいで。
スネークは言わなかったけど、私は「世話の焼けるヤツだッ!!」と思いつつも我慢して優しい気持ちで接してやったつもりだ。
でも来ない~~~!!
なんで??
どうやったらついてくるの??
確か勝手について来るって話じゃ。
なんでついて来ないの?
ゆっくり歩いてみる。
すると敵にまた見つかってしまった。
パンパンパン!!エヴァ邪魔!!
パンパンパン!!もう何人いるんだよ~。
ほとんどの銃のほとんどの弾がなくなった。
よし、もうエヴァは捨て!行けるところまで行こう。
結構進んだ。
進むまでの間に何度もエヴァの「おなかすいた・・・。」の声が聞こえた。
知るかい、お荷物め。
プルルプルル・・・。無線連絡だ。応答せねば。
「目的の湖はこの崖の上だ。君が手を貸せばエヴァも登れるだろう。」
はぁ?やっぱエヴァ連れていくのぉ?
・・・戻ったよ・・・。
途中でやられてゲームオーバー。
もうほんとにどうにかなるのか?