人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

メタルギアソリッド3 ~エヴァを捨ててしまいたい・・・~

エヴァのバイクで運転は任せ、弾は無限だし

何だか楽しい。

しかしそれも長くはなかった。

燃料タンクに穴が開き、しまいに倒木に突っ込み

崖から落ちてしまった。

ゲームだとわかっていても「これは生きていても相当重傷だぞ。」と思わせるような落ち方だ。

スネークは重傷ながらも無事であった。

しかしエヴァが・・・。

コシのあたりに太い木の枝が貫通している。

うぅっ。痛そうだ。

「私のことはいいから。」ありがちなパターンだ。

かまわん、かまわん、足手まといだ。

・・・とはいかないよなぁ。

のちのち本当に足手まといになるが、連れて行くことになる。

さぁバイクはなくなった、どうなるんだ?と思ったら・・・。

かぁ~・・・。

また敵の中、徒歩ですか・・・。

弾がたくさん拾える。これからそれだけ必要なのか。気が重い。・・・。しかし満タンだ。

食料も調達しておこう。

ウロウロ・・・きのこ・・・ウロウロ・・・へび・・・。

しっかしエヴァ、勝手にスタミナの消費早いなぁ。

きのこでも食っとけ。「まっずい!!」ハイハイ、お嬢様だねぇ。

あ、敵、見つかった!!

パシパシパシ。げ、エヴァ邪魔だよ~、撃っちゃったじゃん!!

パシパシパシ。エヴァ、邪魔・・・。ウッ、こっちもガンガンやられる。

え~い、走るぞ!いつものように!

タタタタタ・・・。

あれ?エヴァいない。

確か△ボタンで呼ぶんだっけ?

「おなかすいた・・・。」はぁ?

確かにスタミナがかなり下がっている。でも今はそんな場合じゃ・・・。

エヴァ~。

来ない。ついて来る訳ではないらしい。

しっかたねー、戻るか。

エヴァ、おいで。

スネークは言わなかったけど、私は「世話の焼けるヤツだッ!!」と思いつつも我慢して優しい気持ちで接してやったつもりだ。

でも来ない~~~!!

なんで??

どうやったらついてくるの??

確か勝手について来るって話じゃ。

なんでついて来ないの?

ゆっくり歩いてみる。

すると敵にまた見つかってしまった。

パンパンパン!!エヴァ邪魔!!

パンパンパン!!もう何人いるんだよ~。

ほとんどの銃のほとんどの弾がなくなった。

よし、もうエヴァは捨て!行けるところまで行こう。

結構進んだ。

進むまでの間に何度もエヴァの「おなかすいた・・・。」の声が聞こえた。

知るかい、お荷物め。

プルルプルル・・・。無線連絡だ。応答せねば。

「目的の湖はこの崖の上だ。君が手を貸せばエヴァも登れるだろう。」

はぁ?やっぱエヴァ連れていくのぉ?

・・・戻ったよ・・・。

途中でやられてゲームオーバー。

もうほんとにどうにかなるのか?