日曜日はF1だったのだ。
日本GP。鈴鹿での開催だったので時差がなく、昼からの観戦だ。
前回、日本人ドライバーの角田が頑張っていたので(もっともチームの作戦ミスで結果は悪かったが)、私も気になっていたのである。
近所の大型海鮮店でつまみをしこたま買い、飲みながら応援する。
ところが変化に乏しいレースで、寝てしまった。
変化のないレースなんてグルグル回ってるだけで、催眠術と大差はない。
起きたらレースは終わっていて、ダンナも寝ていた。ゴールは観れたのだろうか。
私は残った刺身をつまみながら、ゲームを始める。なかなかプレイする時間がなく、ストレスが溜まっていたところである。記憶に残らなくなるので飲んだらプレイしないようにしていたが、今回は特別。ストレスを溜めるのは良くない。
すっかり外は暗くなった。ダンナは目を覚ました。
体を起こすと、「飲みに行くか」と言った。行く行く!
歩いて行かれる近所の居酒屋へ行き、しこたま日本酒を飲んで帰る。帰ってからは大人しく寝たのか。寝たような気がする。
ところが夜中に目が覚めた。
トイレに行く。
便座に座り、脱力したところでそれは突然やってきた。
・・・吐く?
ムカムカっとしたものが胸を突き上げる。
このところ飲んで吐くなど全くなくなっていたのに、ちょっと飲み過ぎたか。
吐くか、吐かぬか。
我慢はできそうな程度だ。しゃがみ込むのが面倒だったので、ムカムカしたまま寝室に戻った。
「気持ち悪い。」ダンナにLINE。一応二日酔いアピールをしておく。
朝までムカムカとしたまま過ごしたが、ダンナの返信をみて驚いた。「2回吐いた」。
これは、普通じゃない。ウッ、なにこのダルさは。
起き上がる気になれず、結局私はそのまま寝ていた。
8度4分。発熱していた。壮絶にお腹を下した。
ダンナは仕事に行ったようだが、どうやらこれは食あたりである。大丈夫なのか?
何が悪かったのか、まぁ食べたのは貝を含む生ものだ。それを時間かけてダラダラ食べていたのである。あたりもするだろう。
それにしてもこんなことは初めてだ。今回は回復まで3日を要した。
上から出したダンナと下から出した私とで経過に違いはあったが、やはり口から出たダンナの方は「しばらく刺身はいい」という感想である。口を通って来なかった私は、もうそろそろ寿司でも海鮮丼でもいけそうな感じだ。吐かなくて良かった。しかし下は下で大変だったことは言っておく(笑)
今後生ものは、一度に出さずフランス料理形式で小出しにすることにする。
この程度で済んで幸いだった。