人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

こう暑いと

おとといあまり飲めなかったのだから、昨日たくさん飲む事になる。

どうせ今日から週が明けて、禁酒生活に入るのだ。

飲んどけや、ぽ子。

・・・という訳で、飲めるっだけ飲んだ昨日であった。

ソファで寝ていた。

その割には残らなかったので月曜にしては楽だったが、やはり月曜だ。

仕事を終えて家に帰る頃にはグッタリと疲れ果てていた。

もう何もできない。

横になりたい。

ハッキリ言うと、寝たい。

で、ハッキリ言って、寝た。

もう晩御飯も作りたくない。

「疲れた」とダンナにメールすると、帰りにマックに寄ってくれるとのことだ。

今、マックでもらえるコカコーラのグラスを集めているので、そんな事を言ったのだ。

マックとコカコーラに感謝。

晩御飯、ビッグマック(笑)

「暑い!!こう暑いと・・・。」

ダンナは帰るなり言った。

「アレが飲みたくなるね。」

しかしですよ、アレが冷えてないんですよ。

こんな事になった時のために、あえて冷やさなかったのである、午前の私が。

飲み過ぎ防止策である。

しかし聞いてしまったらもうアウトだ。

我が家にはビール冷やし機がある。

氷を入れてゴトンゴトンと1分も待てば、缶ビールが冷えるのである。

ところが「飲もう」と思った途端に、体が激しく拒否反応を示した。

喉の辺りがザラつき、胸がムカムカする。

飲みたくない。

こんな状態で飲みたくなんかないが、ひとたび「飲もう」と思うともう止まらないのである。

ビッグマックとポテトのLサイズを食べ、風呂から上がるといよいよである。

「じゃあ飲む?」

ダンナが声をかける。

待ってました。

「冷やそうか。」

私が立ち上がりかかると、驚いた事にダンナは「えっ!?本当に飲むの!?」と返してきた。

飲むの!?って、飲むっつったの、アナタじゃ・・・。

「俺は『飲む』とは言ってないよ、『飲みたい』って言っただけで・・・。」

なんだそりゃ、なんだそのひっかけは!!

私は弄ばれたのか。

その気にさせておいて、ひどい仕打ちである。

悔しいので散々ブーブー文句を言ったが、体はホッとしている。

実はもう眠い。

これでいいのだ。

しかし、ダンナが飲みたいなんて言わなければ、もっと普通に良かったはずである。

・・・疲れた。