実話だったとは(汗)
タイトルで気付くべきところだったんだろうが。
監督:ビレ・アウグスト
キャスト:ジョセフ・ファインズ、デニス・ヘイスバート
南アフリカ初の黒人大統領となるネルソン・マンデラと、彼の投獄中に交流を持ったとある看守との話である。
反アパルトヘイト運動により投獄されていたマンデラ。
獄中での扱いは酷く、多くの黒人が苦しんでいた。
そこへ赴任してきたグレゴリーは、やはり黒人嫌いの冷徹な男であった。
昇進を夢見て上司に媚び、マンデラをいびり、密告もする。
しかしもともと正義感の強いグレゴリーは、「これでいいのか」という疑問が湧いてくるのである。
そして禁断の「自由憲章」を手に取るのだ・・・。
グレゴリーの変化が見所である。
また、彼の妻も夫の昇進ばかり気にしているような人間だったが、マンデラの人間性に触れ、徐々に変わっていく。
不当に弾圧されていた黒人に自由と平等を、と訴え続けたマンデラ。
何度か釈放の機会はあったのだが、彼は屈しなかった。
それが世界を動かし、国を動かした。
感動の勝利を、私たちも味わった。
ストーリーとしては穏やかなものだが、実話という目で見ると興味深く見る事ができた。
正義って、気持ちがいいの~EE:AEAAB
ぽ子のオススメ度 ★★★★☆
ダンナのオススメ度 ★★★★☆
色々な人間模様が見られて、メッセージ性が強いと感じたEE:AEAAD
歴史を勉強してから観たらもっと楽しめたかもEE:AEB63