古い映画だと思って観ていたら、時代設定が古いだけで作品としては1990年のものだった。・・・古いか?(笑)
監督:エイドリアン・ライン
キャスト:ティム・ロビンス、エリザベス・ペーニャ
ベトナム戦争で重傷を負ったジェイコブ。
帰還してからも体の不調は続いていたが、記憶の混乱も加わり、不安定な日々を送っていた。
そんな中、自分の命が狙われていることに気付く。いや、それは自分の妄想なのか。
ベトナムであのとき、何かがあったのではないか。
あの日、一緒に戦った仲間達と真相を探ることにしたが・・・。
戦場、現在、過去、時が錯綜し、ストーリーは支離滅裂だ。
全く意味が分からないが、不思議なのはストレスにならず、「知りたい」という気持ちで観ていられたことだ。
どこかホラーめいている場面も多く、それがいいアクセントになり惹き付けた。
しかし、謎だ。謎だらけだ。
やっとラストで全てが分かるが、オチに関しては「はぁ??」であった(笑)
それでもあの不思議な感じ。
ジェイコブの最後の数時間、もしかして人間の人生の最後の数時間を私も体験したのかもしれないと思うと、神聖な気持ちにすらなる。
あの階段は、ヤコブの梯子か。
不思議な作品だった。
ぽ子のオススメ度 ★★★☆☆
ダンナのオススメ度 ★★☆☆☆