前回観た「CUBE」の続編。ストーリーに繋がりはない。
監督:アンジェイ・セクラ
キャスト:カリ・マチェット、ジェラント・ウィン・デイヴィス
気が付くと無機質なキューブ状の部屋の閉じ込められていた設定は、前回と同じだ。
部屋を移動しながら8人は出会うが、脱出方法のヒントはなく、ただただ進む。
部屋に刻まれた文字。もう一人の自分。謎は深まるばかり・・・。
前回のようなトラップがない代わり、異次元の仕掛けが現れる。これが「低刺激」と不評だったようだが、個人的には刺激に頼らない今作はかなり好きだ。異次元の理解不能な仕掛けは、あり得ないものに対する恐怖心を誘う。おぞましさがないだけに、心地良い恐怖であった。
今作はこのキューブに閉じ込められた理由が明らかになるが、さほど「おおー!」という感じにもならず、もう少しそこの動機づけをしっかり描き込んでもらいたかった。
雰囲気が良かっただけに、惜しい。
ダンナのオススメ度 ★★★☆☆
ぽ子のオススメ度 ★★★☆☆