新宿でランチ、ネットで紹介されていた中華のお店へ。
美味しそうだったので向かったのだが、行ってみたら怪しい雑居ビルの4階。
恐る恐る店に入ると、スタッフもお客さんもオールチャイニーズさんでありました。
飾り気のない店内は、一昔前の日本、というか中国というか。首っ玉掴まれて中国に連れてこられました、と言えば通用しそうな感じだ。
ある意味、本場中国である。
そして、味の方も。
後で知ったが、ここでは店名の通り湖南料理を出している。湖南、という地名を知らなかったが、湖南料理とは、四川料理と並ぶ辛い料理とのこと。いや~、知らずに食べたが、本当に辛かった(笑)
でも、凄く美味しかったのである。
ランチ定食から、「牛肉のピリ辛煮定食(1200円)」。
もうほんと、その通りです、牛肉の辛く煮たやつ。「ピリ」ではなく、「激辛」だが。
しかしたっぷりのオイルでまろやかに包み込まれ、辛いが旨いのである。
肉、たっぷり。
唐辛子もたっぷり(笑)
付いてきた玉子は、八角の風味が中国風。
ワカメのスープが重い牛肉煮に合う。
そして「魚のピリ辛煮定食(1200円)」。魚バージョン。これは牛肉のと味は同じなのか?と聞こうと思ったら「ハイ了解!」とばかりにこれに決定してしまった(笑)
そんな訳で、具違いで。
弾力のある肉肉しい魚だ。クセはなく、こちらも美味しい。
た~~っぷり入っております。
汁が美味しいので飲みたいぐらいだったが、やはり「煮汁」で「スープ」ではない、飲むには味が濃い。
残念だが、残していく。持って帰りたいぐらいであった。
店構えからは想像もつかないような、本格的な料理であった。
こうなると、他のメニューも気になる。
また行きたいなぁ。
新宿西口となってますが、歌舞伎町です。