人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

金で金を解決できたのか

 

 

 

 

おーい、もう金曜日だよEE:AE482こんな時の時間の流れはべらぼうに早い。そしてこんな時ほど眠くなったり脱線したりするものである。

まだやってるそ、コピー。リハは明後日だ。

 

音を拾うのはもう面倒なので楽譜をダウンロードしたが、音符が小さくて見えなかったのである。

これ全部手書きで写すのかと暗澹たる気持ちになったが、こういう時の私はしぶとい。やりたくないことには、全力で逃げるのだ。

 

コピーで拡大してやる。

 

単純明快、これで音符も大きくなるというものよ。

私は翌日、全部のページを最大のA3サイズに拡大してコピーしてきたのであった。

これを目の前にして、再び私は腕を組んだ。

 

・・・このままじゃ使えん。全部で10数ページもあるのだ。弾きながらいちいち手でめくっていく訳にはいかない。そもそも譜面一枚の中にキーボードはたったの2段しかないのだ。26段中の2段。24段は不要なのである。

 

キーボードの部分だけ、切り取って貼るかEE:AEB87

これまでもやってきた作業だったが、手書きから逃げ切ったと安堵した後だと面倒なものである。

観念して、カッターで切り取りつつ厚紙に貼っていく。これで一日終わってしまった。

一応これを原本として、書き込んだりできるようにもう一度同じものをコピーしてきた。本当に面倒臭い。

コピーした紙はペナペナで自立しないので、これをまた厚紙に貼る。

これで終わりではない。黒鍵に赤丸つけないとEE:AEB64

 

出来上がると、もう矢も楯もたまらず弾きに行く。これが使えないとなると一大事だ。ちゃんと読めるかどうか早く試したい。

音楽室のエレキピアノの蓋を開け、楽譜を正面の壁に貼り付ける。こんなことも約一年ぶりだ。

そして弾く前に楽譜を見ただけで、冷や汗が出た。

見えん。

140%程度の倍率では、私の老眼に太刀打ちできないということか。

しかもコピーを繰り返したせいか、薄い。

まずいことになった。しかし今さら。

見えないが、全く見えない訳ではないのだ。ヒントぐらいにはなる。

これで練習してみることにした。

 

 

 

 

 

・・・・・・・残された猶予は、今日を入れて約3日。フルに使えるのは明日しかない。どうでもいいが、明日は二日酔いの予定である。

これを全部手書きにするには、どれぐらいの時間が掛かるのだろうか。

やるなら早いところ決断して、取り掛からねばなるまい。

ただでさえ良く見えないが、リハではグランドピアノの上に乗せたシンセの向こうに楽譜を置くことになるのである。

さらに倍率を上げてコピーしたものを切り貼りするのと、どっちが早いんだろうか・・・。