人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

公開リハーサル

きょんさん、すみませんね、ネタにさせてもらいますよ・・・・・・。

リハだったのだ。

大型企画ライブのリハだ。リハも大型である。

会場である「P」にて、公開リハ(笑)

今回のライブはバンド単位ではなく、曲単位でメンバーが違うのだ。メンツが揃った曲からやっていく。

きょんさんはキーボーディストなので、私と曲を分け合っている感じになっていた。

あの曲はここが足りないから入れて欲しいなど、勝手にふたりで話し合って分担したりしていた。

結果、カンサスが減ってハマショーが増えた(笑)ちゃんときょんさんによるコピー済み。かえって楽になったぐらいだ。

「で、きょんさんは全部で何曲やるんですか??」

「4曲かな??やるにはやったけど、曲とタイトルが一致してないんだけど(笑)」

分かります分かります、一度に知らない曲がくると、そういうことが起こりますね。

まぁ要はやってあればいいんです。弾けるんですから。

ここで、「そうだ、ぽ子ちゃんに頼みたいんだけど・・・。」とトライアングルを取り出した。

「シンセで弾くのもどうかと思って・・・。」

1コーラス目の一番最後の小節の頭に1発。

「1発」ってのがキモね、大丈夫かしらEE:AEB64

いよいよその曲の番がやってきた。トライアングルを持って立ち上がり、試しにチーンと叩いてみる。

「そこじゃないそこじゃない(笑)」えっEE:AEB2F叩く場所、決まってるのEE:AEB2F

切れ目の入ってない方を叩くそうでーすEE:AE471

それにしてもブラブラして叩きにくいことよ。お前を舐めておった。

曲が始まる。あ、なんか聴いたことあるかも。ボストン。

1コーラス目の最後の小節。逃すな。しっかり構成を把握しながら聴いて。

「ちょっとちょっとEE:AEB30

きょんさんが爆笑している。演奏中だ。

「これ違う、違うんだけどEE:AEB30

てっきり私が何かやらかしたのかと思ったら、「全然違う曲になってるEE:AEB30」と。

やっていた曲は、「ドントルックバック」。

きょんさんの書いてきた楽譜のタイトルも「ドントルックバック」。でもその中身は同じボストンの「アマンダ」になっていたのである(笑)

確かに入ってますね、チーンって、アマンダに。

手違いでアマンダの依頼がいってしまったみたいだが、どこかでドントルックバックと混乱してしまったのだろう。

「あと一週間でやってくるわ」ときょんさんは笑って言った。

私も笑った。

リハやっといて良かったですね(笑)

いや、ほんと、私もつくづく思ったのだ。リハ大事。

なのに、間に合うように仕上げていかなかったことを反省した。

・・・という人で、喫煙所は溢れていた。

YouTubeを立ち上げたスマホを片手に外に出ると、同じようにスマホやイヤホンに聴き入っている人ばかり(笑)

本番は、日曜日。

それまでに仕上げなくてはなのだが、今週も忙しそうで、焦っている。