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休日だというのに、あり得ない早起きが続いていた。なので、あり得ない洗濯などしてみたのだ。
GWに入る前にすでに山のように溜まっていたのである。
休日に私が洗濯する確率はおよそ5%というところだろうか。休みが長く続くほどだらけるので、確率は下がっていくのが常だ。
危険な状態だったのである。これは神のにぼし飯である。
まだ午前中の早い時間だというのに、ベランダはもうジリジリと熱気に当てられていた。
目いっぱい詰め込んで洗っただけあり、洗濯物はなかなか干し終わらない。
こんなんでも、米研ぎや皿拭きに比べればマシである。ありゃ拷問だ。
晴れ渡った空の下、きれいになった洗濯物を干すのはそんなに悪い気分ではない。
そんな時。
「・・・グエ~~・・・。」
・・・。この声は。
「グエー・・・。」
一段と大きくなる。
近づいている。
近づいている。グエーと鳴く天使がEE:AEB64
なんでこの子の声は、こんな声なのだろうか。
親馬鹿承知で言うが、この子は本当に可愛い。とても可愛い。可愛くて可愛くて仕方がない。
しかしこの声ばかりは、どんな親馬鹿の言葉をもってしても、とても可愛いとは言い難い。どころか、「頼む、どうした」という声である。
そもそも基本の鳴き声が「ギー」であり。
ここに獲物を捕らえた時の「捕ったどー」のシチュエーションが入ると、凄まじく「グエー」に変化する。
野生の本能だろうか。エルが天使ではなくて動物であることを認識せざるを得ない瞬間だ。
エルは獲物をくわえ、誇らしげに見せようとこうして鳴くのである。
そしてその声が、ベランダに聞こえてきたのである。
ベランダには出せないので、部屋との間を仕切っている窓をノックしてみる。
するとエルは「獲物」をくわえてすっ飛んできた。
たいがいは紙類かビニール類である。イエネコの悲しい性だ。これを誇らしげにくわえてきて、私の目の前に置く。
・・・・・・・。
それは、音楽室から見つけ出してきたのであろう、先日ライブで大失敗してもう二度と思い出したくなかった曲の楽譜であった。
私がコピーして手書きしたものをご丁寧に2枚、まとめて口から吐き出した。
ホントに忘れていたのにEE:AEB64また思い出しちゃったねEE:AEB64
エルはすっかり鳴き止んで、窓にピッタリくっついている。
悪気はないのだ。無邪気なものである。
なんとなく、ここにも神のにぼし飯を感じたので、次の課題曲の楽譜を探したのだ。
楽譜があるから楽勝と思っていたか、出てきた楽譜は2枚目と4枚目が抜けていた・・・。