人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

贅沢な観戦に、人は誘われるだろうか。

いよいよ日本のサッカーワールドカップの幕開けだ。

私はスポーツ観戦になど全く興味はない。

かつ、この頃テレビも見なくなってしまったが、これだけは別である。

きっかけは何だったのか、ある時からハマッてしまったのだ。

恐らく「4年に一度」、「日本vs世界」というスペシャル感がいいのだろう。

オリンピックは規模が大き過ぎて、手が出なかった(笑)

これまでも生中継は時差に泣かされてきたが、初戦のコロンビア戦は21時からという貴重なチャンスであった。

ダンナも急いで帰って来て最初の少しばかりを見逃してしまった程度なのに、まさかのその間に日本の1点(笑)

異様なテンションの私に迎えられることになる。

やはりスポーツ観戦は、人が多い方が盛り上がる。

この小さな町でも、いくつかのお店でパブリックビューイングにて観戦出来たようだ。

まぁそこまで盛り上がると私の場合、翌日に大いに響くだろうから、ダンナがいるぐらいがちょうどいい。

次回は・・・、24時からかEE:AE4E6

「ちょっとこの時間からじゃキツいかEE:AE5B1」ダメもとで、もしかしたらと思い、聞くだけ聞いてみる。

「無理。」

まぁずいぶんとキッパリと。そこまで言い切るほど、遅い時間でもなかろうに。

「F-1があるから。」

ガーン。

ちょ、ちょっと待って、ってことは、

「じゃ、このテレビでF-1見るのEE:AEB2F

「そうEE:AEACD

「じゃ、サッカーは・・・。」

ダンナは笑った。

「大きいのがあるじゃんEE:AEB80

EE:AEB30EE:AE5B1

大きいの。

た、確かにあるね、大きいの。

それは、もうすぐ引っ越す娘ぶー子に良かったら、と譲ってもらった巨大なテレビであった。

事情があり、有り難くこのような巨大なテレビがやってきたのだが、引っ越すまでの間はこの家に置いてあるのだ。

隣の部屋。

ある意味、これでワールドカップが観られるのは贅沢でもあるが・・・。

「あのテレビで、私ひとりで、隣の部屋で観るのEE:AEB2F

「隣の部屋」は物置状態になっていたところ、やっと片づけ始めた部屋である。

かなり片付いたとはいえ、まだ物干しなんかもあるところに強引に巨大テレビを入れたのだ。

床に置いたテレビを、テーブルや洗濯物の隙間から観ることになるだろう。

こうなったら、とことんセッティングして快適空間にしてみせる。

こっちの部屋には軽食もつけてやる。猫も来い。

ダンナめ、F-1よりサッカーが良くなるかもしれんぞ。