人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子53歳。

 

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眠れ、良い子よ

山登って温泉行って酒飲んで帰って来たのだ。

そんな状態でF-1なんか見れば、寝るに決まっているだろう。

子供の頃、休日の午前中は父がテレビを占領して、囲碁だか将棋だかを見ていたものだ。

テレビの前に寝っ転がり、いつもイビキをかいていた。

「でも消すと『見てたEE:AE4E5』って怒るのよ。」母は良く困っていたものだ。

どう見ても寝てるんだが、何か特別なセンサーが働いていたらしい。

で、そのセンサーはダンナにも備わっているのか、試してみたくなったのである。

すでにダンナも高イビキをかいて、座椅子で眠りこけていた。

テレビでは変わらずF-1マシンが走っていたが、ゲームで乗っ取ってやろうEE:AEB80

まずはテレビのボリュームを少しばかり下げる。急に音がなくなると、違和感からセンサーが発動するかもしれない。

チャンネルを変えて、ゲームを起動。ソフトの読み込みには、少し時間がかかる。

すると、「あれ・・・?」ダンナが寝ぼけたような声を出した。げ、気付いたか。恐るべし、男のテレビセンサー。

「寝てるのかと思って消しちゃったよ、ごめんごめんアハハEE:AE482」再びチャンネルをF-1に戻すが、その裏でゲームの読み込みは進んでいるはずである。

なに、どうせまた寝てしまうだろう。チャンスはまだ何度でも巡って来るはずだ。そのたびにセンサーの検証がなされるだろう。

果たしてダンナはまた眠りに落ち、チャンネルをゲームに変えるとソフトは立ち上がっていた。

そのままゲームを始めたが、ついにダンナは起きることはなく、ゲームはきりのいいところまで進めることができた。

乗っ取り、成功。

どうやらダンナのセンサーはさほど発達していないか、アルコールや疲労で鈍っていたか。

「今夜はF-1」というのは、イコール「ゲームはできない」とばかり思っていたが、そうとは限らないことが分かった。

飲め飲めEE:AEB80そして、眠れ良い子よ。