人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

月曜から飲みたい気分だ。

ムシャクシャする。

世の中には人を利用する人間と、利用される人間とがいる。

そのふたつに二分されるわけではなく、「利用する人間の前には、利用される人間がいる」ということだ。

彼らは狡猾だ。

弱い人間を見抜くのが上手い。

そして何となく、さりげなく、自然に、それをやってのける。

しかしだ。

弱い人間は、馬鹿ばかりじゃないのだ。分かっていてやられていることもある。

やられてやっているのだ。

それが弱者の弱者たる所以なのかもしれないが、馬鹿とは違う。

弱者と馬鹿は、同じではない。

狡い人間は嫌いだ。

過ちはいい。

私達は、不完全な人間なのだ。

失敗もする。

後悔もする。

寛容でありたいと思う。

しかし、意識的に人を貶めたり利用したりする人間は、私は嫌いだ。

分かっていて、知らんぷりをする。

無邪気を装って、人を傷つける。

そこに計算や自分の意思があるなら、それは許しがたいものとなる。

自分自身が平穏でいるために、私は馬鹿のふりをする。

するとそこに、馬鹿を嗅ぎ分けてやってくる輩がいる。

頼むからもう、これ以上馬鹿を演じさせないで欲しい。

ムシャクシャしている。