人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

りんご救済2017②

チャツネには、色んな種類があった。

ベースはフルーツや香り野菜が多く、他にマンゴーチャツネ、オニオンチャンツネなど多彩だ。

その中でリンゴのチャツネのレシピもいくつか見つけることができたが、結局は切って煮るだけなのだ。色んなレシピから適当にみつくろって、何でもぶっ込んでいくことにした。

入れたもの。

・りんご4個ぐらいだったかな?

・玉ねぎ2個

・しょうが大1片

・ニンニク5片ぐらい

・ぶどう2房

・ドライフルーツ色んなの小5個ぐらい?

・バナナ小2本

・オレンジ1個

・カイエンペッパー

・クローブ

・シナモン

・カルダモン

・マスタード

・赤ワイン

・オレンジジュース

・・

どうだ(笑)

どんな味になるのか、まるで見当がつかなかった。

未開の領域である。扉を開くのだ!

「切って煮るだけ」などと簡単に書いたが、実際には結構大変であった。

まず、りんごの皮むきが地獄だ。これが嫌でこれまで食べてこなかったのである。

発見は、「切ってから剥いた方が楽」。

オレンジはどのような状態で入れたらいいのか??

これも皮の剥き方すら分からなかったので、半分に切ってから包丁で削いだ。

そして実は、小さく切って皮ごと入れてしまった。

ぶどうが拷問レベル。

レシピには「種なしぶどう」と書いてあったので「シードレス」という得体のしれないぶどうを買ってきたのだが、皮むき、大変EE:AE5B1

大きさがそこそこ大粒なので、ブツンと押し出せるものではなく、ひとつひとつ剥いていかなくてはならないのである。

それも綺麗に剥けずにすぐに千切れるので、どえらい手間であった。

これが2房。一番時間がかかった作業である。

これらを全部煮て保温鍋に入れ、一晩置いておいた。

そして今朝、ふたを開けてみたのだが、まだ完成ではなかった。

フルーツの形がそのままゴロゴロ残っているのである。

もっと小さく切るべきだったのか。

イメージした形ではなかったので、ミキサーにかけた。

大鍋にいっぱい。

ついに、味見の時が来た。

ドロンとしたそれに、スプーンを入れる。

正直、勝算はあった。

煮込んでいる時に、とてもいい匂いがしていたのである。

カレーだ。

匂いもカレーだったが、味もカレーであった。

厳密に言うと、カレーのベース、という感じである。

しかし、どうやって使ったらいいのだろうか。

このチャツネはドロドロのペースト状で、ここにカレーの具を入れて煮込むような感じではない。

煮込んだ具を入れることになるのだろうか。まるでトッピングみたいで味が馴染まなそうだが。

かと言って、具ごと煮込んだスープと混ぜるのでは、薄くなってしまう。

今度は「チャツネ 利用法」で検索か。

頑張り過ぎてもう、HPがない。復活するまで先延ばしにさせてEE:AE5B1

こんなことにかまけて、結局バンドのノルマがひとつもできていないという・・・。