いや~~、できるだけ意識して頑張ったつもりではいたが、スマホ漬けでなかなかすすまなかったのだ。読書の感想としては、1年ぶりになってしまったか。
いくらなんでもこんなに時間がかかるとは思ってなかったので、軽い気持ちで読んだものになってしまう。
コンビニで売ってるヤツ(笑)
しかし、内容は堅いぞ。仏教だEE:AEB64
しかし堅いと言っても、子供向けの参考書のように柔らかく仏教の何たるかを教えてくれるので、とても読みやすかった。最初のうちは。
ブッダの誕生から入滅までは、ちょっとしたドラマチックなストーリー(または宗教にありがちな突っ込みどころ満載のコメディ??)のように読めたし、仏教の教えも興味深く、心に留めておきたいような教えが多々あった。
急に読むのがしんどくなってきたのは、仏教の伝播からだ。
ここでこのように発祥したのち、どのような変化を経てどの国へ伝わって行ったのか。
最初に凄いと思ったブッダの教えは、何度も何度も変化し、枝分かれし、形を変えて全世界へと広がって行ったのである、どうでも良い(笑)
最後は意地になって読み切った感じである。それ昨日ね。
キリスト教の本よりも、こちらの方が面白かった。
それは共感できたか如何というよりも、本が読みやすかったところが大きいように思う。
恐らく触れずに一生終わっただろう仏教について、少しばかり近づけたことは貴重なことだろう。
どうかすると寺に修行に行きたいなどと考えることもあったが、最終的に「禁欲」という部分で大きな葛藤がありそうだったから、ひとつの読み物として終わることになった(笑)
手塚治虫のブッダ、読んでみたいなぁ。
ぽ子のオススメ度 ★★★☆☆
「いちばんやさしい ブッダの教え」 田上太秀
西東社