寝る前のスマホを禁じたので、読書習慣が復活した。
なかなか手放せなかったスマホだが、速やかに眠れ、速やかに目覚め、朝ゲーも復活し、これで良かったよくぞ頑張ったと思っている。
今読んでいる本は、ブッダについての本だ。酔っ払ってコンビニで買った(笑)
別に仏教そのものに興味があった訳ではなく、これだけの長きに渡って多くの人々を惹きつける宗教とはどんなものなのか、そういった部分で興味があった。
以前やはり酔っ払ってコンビニで、イエス・キリストの本も買った(笑)今となっては、なにひとつ思い出せないが。
しかし少なくともこの本は、私に何らかのものを残すのではないかと思う。
共感する、と言った視点ではなく、へ~~、そんな考え方もあるのか、という未知へのものへの関心というか。
なるほど、ブッダの教えを実践できれば、人は幸せになれるかもしれない。
しかし私はブッダにはなれん。
守らなくてはならない五戒に「酒を飲まない」というものがあるからだ(笑)
飲んだらどうなるんだろう??
ブッダは慈悲深い方で、罪人も、教えに従わない人も、等しく救ってくれるという。
しかし仏教はブッタが滅してから時間が経つにつれ、さまざまな変化を遂げ、枝分かれしていった。
そんな中、生まれた八大地獄の思想は、そのような罪を犯した者の行く先が示されていた。
地獄は地下1階から地下8階まであり、下へ行くほど罪深い人が、苦しい目に合うようになっているらしい。
しかもその期間は500年から何千億年とまで言われ、その上、その上EE:AEB30
地獄の1日はこのこの世の50年なんですってEE:AEB30EE:AEB64
怖くなってきたじゃないかEE:AE5B1
さて、地獄地下1階からいきましょうか。
ここは殺生をした人が堕ちる地獄で、罪人たちが殺し合い、地獄の鬼に鉄棒などで殴られ→気を失い→蘇生、のループ。
地下2階。盗みを働いた人グループ。
鬼にノコギリや斧で体を切り刻まれる。涼風を受けると体は元に戻り、延々と同じ刑が繰り返させるループ。
地下3階。殺人、盗みの上、姦淫を働いた者。
木の上の美男美女の誘いに乗って木を登ると、鋭いカミソリの葉に体を切り裂かれる。
誘いに乗らなきゃいいんじゃね~??ここに来るぐらい罪深いと、我慢できんのかの。
地下4階。上3つの罪に加え、飲酒の罪を犯したもの。酒単体は見逃してくれるのか??
鬼に口を金ばさみでこじ開けられ、灼熱の銅汁が流し込まれる。
この他、嘘をついた者、邪見の罪を犯したもの、尼を犯したもの、五戒(殺生、盗み、不倫、嘘つき、飲酒)を全て破ったもの、と続くが、長いので割愛する。
いやいや、地下7階の「尼を犯す」は極めて稀でしょう、そりゃ地獄に堕ちろとも言いたくもなるが、最下層の五戒を破ってる人なんかザラにるんじゃないか!?
「殺生」がどこまで指すかにもよるが、少なくとも初代ブッダは虫すら殺さないという教えであったことを考えると、地獄最下層行きはゴロゴロいるとみた。
そんなシビアな地獄判定である。私だって他人事ではない、正直これにはビビッた。
これは、子供の頃読んだ地獄の絵本そのものである。
子供だましだと思って忘れていたが、むしろこれは大人への戒めではないか。
かと言って、酒は止められん。
みんな、一緒に地獄に堕ちようじゃないか。
刑期、何年かしらEE:AEB64