ライブハウス近くの飲み屋で軽く打ち上げに参加し、久米川チームはホームに向かった。
酒を飲まない「会長」のワンボックスに、メンバー一行が乗り込む。
遠足のバス状態(笑)
「このまま夜のワイン工場に行こう」、「いや、海と山とどっちがいい??」はしゃぐメンバーをスルーしつつ、久米川までのルートを真面目に聞く運転手の会長。
ルートの説明が終わると、後ろのほうから「潮干狩りに・・・」とまだ言っている声が聞こえてきた。
面白かったなぁ。もうどこへでもいいから、会長バスでみんなを連れて行って欲しい。
我らがホーム・久米川POPROCKに着くと、そこには異様な光景が繰り広げられていた。
先に戻ったべーしすと氏とギター使いのトモさんがステージ真ん中に立ち、それを十数人の太鼓が取り囲んでドンドコドンドコと何かの儀式さながらに盛り上げていた。
聞けばこの日は、西アフリカの民族音楽をやるグループがオープンマイクに来ていて、それとエレキが合体した結果がこれであった。
シュールな光景だった。
この後しばらくこのグループの演奏が続き、いよいよ私らも行くか、と思ったところ、「ちょっと待って」と先にマスターが、見慣れぬ人をステージにいざなった。
「え?EE:AEACA」
まちジャムである、見慣れぬ人も来るだろうが、そのいでたちにみんな固唾を呑んだ。
甚平に木魚。
木魚だ。
これまでここで色んな楽器を目にしてきたが、さすがに木魚は初めてである。ていうか、木魚って楽器なのか?仏具なのか??
そして彼はおもむろに「猫が好きで」と言って猫耳をつけたので、これは色モノかリアルにヤバい方かという流れになった。
いや、もう色モノの線は薄い。
だってこの人、どう見てもマジだもんEE:AEB64
そして木魚を叩きながら、「ひとつなんちゃらで 猫が好き~~」と数え歌を始めたので爆笑だ。
さらにフィンガー5の(肉球ファイブと言った)「恋のダイヤル6700」の替え歌、
彼女の家に電話するとお母さんが彼女を出してくれずに猫が出る、
ニャンニャンニャニャン・・・。
ならばこっちは犬を出す、
ワンワンワワン・・・。
みんなで大合唱となり、大盛り上がりで、こちらもまた異様な光景であった。
そしてニャンコールに応え(意表をついて初音ミクときたもので、ポップロッカーついていけず・笑)、自作の猫の扇子の売り込みをして、彼はステージを降りた。
後で猫を飼っているのか聞いてみたら、餌を食べにくるのがいるけど全く懐かないとのことであった、14年間。
それでもこんなに愛されているとは、というか、こんなに愛せるのがすごい。
そして私達の番では約8分の長い曲をやったのだが、数人帰り、数人寝かせた。
あとで聴いたら、ひどい歌だった(笑)
もうライブでは絶対に酔って出ない。公害だ。
そして、ラーメンを食べて帰った。あんなに歩いたのに、ガッツ、やってなかったよ。
ハイヒールで筋肉痛になった。