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ソビエトから帰った母は私の頭の怪我を見て呆れたが、旅行ハイで機嫌が良く、ラッキーであった。
お好み焼きのバイト先のママが時々家に来たが、来る時はいつもピンポン連打のあと勝手にドアを開けて、「ぽ子~~~!」と玄関まで入ってきた。
一応、一人暮らしではなく、自宅だ。実家。
ママは当時まだ30代前半だったと思うが、不思議な人だった。
この町を離れた友達は、自衛隊に入ったことが分かった。
彼は本当にこの町を捨てたんだと思うと、悲しかった。
父は酒が入っていれば機嫌が良く、飲み代をくれたり食事に連れて行ってくれたりした。
しかしひとたび逆鱗に触れると手がつけられず、理不尽極まりないことを喚き散らした。
ある日父は、昔住み込みでやった旅館のバイトのことを「皿洗いだけ覚えて帰ってきやがって」とバカにし、お好み焼き屋のバイトは水商売だから辞めろと言い放った。
よりを戻した元彼も、完全に私をナメ切ってバカにしていた。父の話をすると、「俺と付き合っていくんなら、バイトを辞めろ」と言う。
都合のいい時にばかり誘い、ドタキャンも多々。
食事に行けばふんぞり返って新聞を読んでいる。
家に行けばただダラダラをテレビを見ている。
大嫌いだった野球、漫才、ものまね。
時間が経てば、また昔のように仲良くなれると思っていたが、それは私のひとりよがりであることがやっと分かってくる。
「バカヤロー、あんたなんかアル中になっちまえ、一生独身のみじめなのんべ男になればいーんだ、もう私からtelしないッ」
日記は5ページにわたって元彼にキレて終わっていた。