人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

家族で培ってきたもの

年末に、娘ぶー子が帰ってきたのだ。

とは言っても、1泊。

ここからほんの1時間のところに住んでいるというのに、短い逢瀬である。

というのも、彼女も猫を飼っているので、あまり長く家を空けたくないらしいのだ。致しかたあるまい。

と言って、ぶー子が予定よりも遅い時間に来たのとは関係はない。

私が二日酔いで動けなかったのである。

手料理でも振舞ってのんびりして行ってもらうつもりが、結局外食。

翌日に備えて早く寝たという、なんとも微妙な歓迎であった・・・、すまぬ。

その分、翌日は予定通りに行動できたのだ。

カラオケである。朝からカラオケ。

10時に行って、フリータイムだと19時まで。

まさかの時間いっぱいで、またしてもヘベレケ。

店を出たらそこでぶー子とはお別れ。

その代わりに翌日、今度は私達がぶー子の家に行くことになったのだ。

言いましても、またしても二日酔いだ。

夕方遅くにこっちを出て、買い物をしたらもう夜である。

お気に入りの焼き鳥屋で軽く飲み、ぶー子の家へ。

猫のビビがお出迎え、そして一目散に逃げた(笑)

こうなると力ずくで手懐けたくなるものである。

しかし往々にして、猫はしつこいのを嫌う。

ちょっといじくり過ぎたかの。

卓上IHコンロを買っていき、鍋である。よっぽどこっちの家の方が家庭的であった。

前日の飲み過ぎもあって悪酔いもせず、朝方までゲームをやっていた。

ぶー子は昼に出かけるというので、その前に私達は帰ることにした。

外食、カラオケ、焼き鳥、猫いじり、鍋、酒、ゲーム。

私達が家族で培ってきたものって、なんなんだろうか。

親として、責任を感じる。