年末に、娘ぶー子が帰ってきたのだ。
とは言っても、1泊。
ここからほんの1時間のところに住んでいるというのに、短い逢瀬である。
というのも、彼女も猫を飼っているので、あまり長く家を空けたくないらしいのだ。致しかたあるまい。
と言って、ぶー子が予定よりも遅い時間に来たのとは関係はない。
私が二日酔いで動けなかったのである。
手料理でも振舞ってのんびりして行ってもらうつもりが、結局外食。
翌日に備えて早く寝たという、なんとも微妙な歓迎であった・・・、すまぬ。
その分、翌日は予定通りに行動できたのだ。
カラオケである。朝からカラオケ。
10時に行って、フリータイムだと19時まで。
まさかの時間いっぱいで、またしてもヘベレケ。
店を出たらそこでぶー子とはお別れ。
その代わりに翌日、今度は私達がぶー子の家に行くことになったのだ。
言いましても、またしても二日酔いだ。
夕方遅くにこっちを出て、買い物をしたらもう夜である。
お気に入りの焼き鳥屋で軽く飲み、ぶー子の家へ。
猫のビビがお出迎え、そして一目散に逃げた(笑)
こうなると力ずくで手懐けたくなるものである。
しかし往々にして、猫はしつこいのを嫌う。
ちょっといじくり過ぎたかの。
卓上IHコンロを買っていき、鍋である。よっぽどこっちの家の方が家庭的であった。
前日の飲み過ぎもあって悪酔いもせず、朝方までゲームをやっていた。
ぶー子は昼に出かけるというので、その前に私達は帰ることにした。
外食、カラオケ、焼き鳥、猫いじり、鍋、酒、ゲーム。
私達が家族で培ってきたものって、なんなんだろうか。
親として、責任を感じる。