飲み過ぎた翌日の迎え酒は、早く効くか全然回らないかどちらかのことが多い。
土曜日のPの9周年。
この日もグッタリしてギリギリの時間にお店に向かった。
果たして「早く効く」の日であったようで、思い出せることがほとんどない。
覚えているのは、ホットプレートから直接食べた焼きそばがメチャ熱で、みんなでダチョウ倶楽部みたいになっていたことぐらいか。
演奏はしただろうか。この辺は意図的に思い出さない、恐ろしい。
マスターは今年も泣いたんだろうか。
日曜日は、娘ぶー子と食事であった。
この三晩、全て飲み放題であるEE:AEB64もう死にそうだ。
それでも、娘の誕生日祝いだ。また二日酔いか・・・、ぶー子よ毎度本当にすまぬ。
またしてもギリギリまで寝ていたので、空腹のまま出発だ。気持ち悪いEE:AE4E6
まぁ予約した店は、ローストビーフと生ハムとチーズフォンデュの食べ放題がついているのである、そこまでの辛抱だ。グッタリしたまま、ぶー子と合流。
ところが。
ないのだよ、お店がEE:AE5B1
看板はある。
怪しげなお店の間を入り込んで細い階段を上ると、ゴチャゴチャしたゴミのような荷物のようなものの先に、ただのドアがあるのみ。
一応開けてみたが、あれは絶対に店ではない。
電話をしてみると、カタコトの外国人が出て「予約はない」と言われたとのこと。
席はあるからどうぞと言ったらしいが、席はあっても店がないんだよEE:AE4E5ってか何この怪しい感じは。
もうこの店は諦める。ローストビーフ・・・・・。
ぶー子の案内で着いた店にも飲み放題があり、ここで迎え酒を図る。
ところが今度は「全然回らない日」である。
しかもローストビーフを諦めた時点でひとりでハンバーガーを食べてしまい、お腹も苦しくなってきた。
二日酔いで、酒も回らず、お腹は苦しい。
申し訳ないとは思いながらも、私はどんどん無口に。
対するぶー子はそんなことを気にも留めずに、相変わらず良く喋っていた。
ダンナの方は上手く酒が巡ったようで、少しずつ酔っていくのが傍から見ていてもわかる。
ぶー子の希望でさらにカラオケに行ったが、ダンナはここで仕上がった模様。私はサッパリだ。ぶー子は飲んでも飲まなくても酔っ払いみたいなところがあるので、正直どっちなのか分からなかった。
退出時間が迫った頃には「おとん・娘の幼い頃を懐かしむ」のモードに突入しており、何度もぶー子の「巻きでEE:AE5B1」の合いの手が入ったが、結局1分前に慌てて部屋を出た。
ダンナがシメにラーメンを食べたいというのでラーメン屋さんに入ったが、これが飲んだ後に染み渡ったようで、ありえないほどの感激ぶりであった。
「う・・・、うまい!!」
「まじでウマイ!!」
「カーッ!!」
「ヤバい。」
そう繰り返し、高らかに笑った。
帰りの電車では爆睡であった。
全然酔わなかったので、私の月曜はとても楽だったのだ。
そしてダンナはまた、「ああ・・・。」とゲンナリして出掛けて行ったのである。