人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

思い出と現実・2

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やがて分かれ道に出た。

しかしナビはいわゆる本線ではなく、枝分かれした道を指している。

考える暇もないので、二つ目の峠に入ってしまったEE:AEB64ちなみに恐怖度はこっちの方が数倍高い。さっきよりもっと細くて何もない道だ。峠の入り口にお墓。

もうダメだ、こんな道とまともに付き合ってられん、私はもうさっきから何度も見ている動かないFacebookの画面を一生懸命読んだ。

参った、もうホントに早くどこかについてくれ。

どれぐらい経った頃か、久しぶりに外を見ていると、新たな問題が発生していた。

路面が凍結しているのだ。

となるとチェーンをつけなくてはならないが、そのようなスペースがない。

というか、こんなところで車を降りてチェーンつけるなんて、かといってひとりで車で待っているのもイヤァEE:AEACB

「戻ろう~~EE:AE5B1

「うん、こりゃヤバいな、でもUターンできる場所がないEE:AE5B1

道はどんどん白くなり、オバケとスリップの2方向からの恐怖に挟まれる。

やっとちょっとしたスペースを見つけ、ゆっくりゆっくりUターンして戻ることができた。

全く、こんなところで事故ったら携帯も使えないし、本当にどうなっただろう??

それと同じぐらいにオバケも怖かった。

実は地元では有名な心霊スポットだったりしたらどうしよう、エンストが定番だよなぁ、そして現れる・・・、ヒッ。

2つ目の峠を戻った所にあるコンビニで、違うルートを探す。

その間私はコンビニのトイレへ。

真夜中の峠のトイレだ、恐ろしくて座れないので腰を浮かしていた(笑)

トイレから戻るとダンナは、「もう時間もないし、高速乗ろう。」と言った。

ホッ、それが良かろうでしょう。

しかしそのためにはまた、ひとつめの峠を戻らなくてはならない。

結果これで、1時間ほどのロスになってしまった。

ふたつめの峠があまりにも怖かったので耐性ができたのか、戻る時のひとつめはあまり怖くなくなっていたのが救いだ。

あの当時まだ工事中だった北関東自動車道(完成しないんじゃないかと思うぐらい、いつも工事中であった)を使い、関越に出る。

沼田ICで降りるが、ほとんど雪はない。

丸沼はここから一番奥のスキー場である。

もう峠は勘弁、という気持ちだったが、先ほどの峠に比べれば広くて明るく、建物も多い。

チェーンは宣伝文句の通り、慣れればかなりラクにつけられるものであった。

その代わり、装着のタイミングが難しいねEE:AE5B1

やはりこの辺のストレスのないスタッドレスは優れものである。

そして帰るまで、とうとうチェーン装着の車は一台も見ることがなかったことに驚き。

丸沼に着いたのは、午前4時半。

もうかなり眠くなっていたのだが、着いて酒を飲んだら元気になってしまった。

トイレも行きたいし~EE:AE5B1

もうオバケの時間は過ぎているが、まだ真っ暗だ、怖い。ダンナと男子トイレに入り、腰を浮かせて用を足す(笑)

星がきれいだった。

私たちの目的はスキーではなくドライブだ。これが一番大きな収穫である。

車の後部座席のシートを倒し、毛布をたくさんかけて眠った。

目が覚めたらすっかり明るくなっている。10時半。周りの車はどれも無人である。

せっかくだからちょっと降りて、スキー場の方へ向かった。

変わっていない。

極上のパウダースノー。

「滑りたくなってくるなぁ~~。」

この様子だともしかしたらまた、滑りに来ることがあるかもしれない。

17号の後半を走ってないので、いずれにしてもまたいつかこの続きをやりたい。

EE:AE53EオマケEE:AE53E

この後は富岡製糸場に行く予定だったのだが、行きたいラーメン屋と両方は難しそうだ、じゃあラーメンにしよう、と呆気なくラーメンだけ食べて帰ったのであった。