あれから1年が経った。
今年は同志がふたり増えてパワーアップだ。
サンバナイト、再び。
西武園の花火大会である。
メインはそっちなのだろうが、私たちにとっては逆である。その前に催されるサンバ大会だ。
毎年何がしかのトラブルが起こり、なかなか思うように揃って踊り狂うことができないでいた。
去年はダンナが荷物番をしていたので踊れなかったのだ、今年のカバンは背負いタイプだ(笑)
備えは万全、天気は何とか大丈夫、仲間は増えた、今年はやるぜEE:AE47B
同志は写真で有名なキジカイ夫妻である。
ノリもアルコール摂取量も申し分なし、力強い仲間だ。
オープンの5時前に現地で待ち合わせをしたが、西武園遊園地行きの電車に乗ったら彼らもいた(笑)
そこから合流したが、夕方に降った雨の影響で開場が30分遅れたのだ。
スタートの30分といえば、ジョッキ3杯分に相当する。
せっかちなダンナと、酒が絡むと過敏になる私はイライラし始めたが、「待てば待つほど美味しくなるねEE:AEACD」とカイさん。
こういうところが好きなんだよなぁ~。
彼女は幸せを振りまく天使である。
サンバまで1時間半、飲んでテンションを上げる。
キジトラさんは「ダブルオーダー戦法」で効率良く飲む。
サワーの氷をキープするために、常に1杯、氷を継ぎ足し継ぎ足しして置いておくのである。
今年は予約した日が遅かったので、ステージからはちょっと離れてしまった。
しかし、前の席の女性グループのテンションが高く、これなら私達も踊りやすい(笑)
今年もステージ前の席は静かだったが、前席のねーちゃんが異様に盛り上がり、目立っていた。
私たちがステージ前に配置されていたら、このように「異様」に見えたことだろう。
ところが今年は去年と違い、練り歩き(練り踊り?)がなかったのである。
サンバねーちゃん、下りてはきたが、単なる写真撮影サービスタイムであった。
それでもとりあえずおねーちゃんを呼んで写真だけは撮ったが、その時カイさんが気を利かして、ダンナと踊るように言ってくれたのである。
するとサンバねーちゃん、「シャルウィダンス?」とでも言うようにダンナに手を差し伸べたのだ。
何たる光栄。何たる幸運。
しかしA型ダンナ、照れてその手を取ることができず、ただ踊るのみであった。
A型がサンバねーちゃんとサンバを踊るというのは、大変難しいことのようである。
結局何人目かのねーちゃんを呼び込んだところで、アホのように踊り狂うことができた。
練り踊りも良かったが、これもこれで満足である。
気持ち良く踊った後は、しっとりと花火大会である。
こうして飲みながら花火を見れる幸せに感謝・・・、と思っていたらキジ兄が「こうやって飲めるっていいよね。」とボソッと言った。
みんな同じようなことを考えていたようで、それがまた嬉しかった。
この後、ボーリングに行こうという事になって私はちょっとたじろいだ。
ボーリング。
最も苦手なスポーツのひとつである。
しかし酒は不可能を可能にする。
苦手をも克服するのである。
酒が切れる自体は避けたかったので、持ち込んだ。良い子は真似しないように。
紙コップで偽装してコソコソ飲んでいたが、今回酒パワーでストライクを出すことができたのだEE:AEB80スコアも100を超えた。奇跡に近い。
私は酒を飲むと「迷い」がなくなる。
何でもいちいち考え過ぎなのである。
まっすぐ投げるには。
力が足りないだろうか。
でも力を入れすぎるとコントロールできなくなる。
右に寄ってるからちょっと左に?
でも意識し過ぎると今度は左に行っちゃうだろうか。
それが昨日は、ひと思いに「オリャー!!」である。
私に足りないのは、自分を信じる力だ。ボーリングで自己啓発。
一方ダンナの酔いっぷりも凄まじく、Tシャツに描かれた「のらくろ」を私たちに拝ませて教祖を気取っていた。
尊師のボールのキレも良く、昨日の私たち夫婦のスコアは本当に奇跡であった。
しかし尊師、この後のバッティングセンターでまさかのデッドボール(笑)
「痛い痛い」と転げ回り、キジカイ夫妻がすぐに駆け寄って行ったが、残ったボールがもったいないので私はバットを振っていた。
ボールが当たったのは指で、見ると腫れて変色していた。
こんなんでは遊んでいる場合じゃない、と言って帰ってきたが、最終的にP行きを目論んでいたので欲求不満である。
しかしPに行かなかったので、禁煙の記録が伸びた(笑)
時間はもう2時を回っていたが、スーさんに電話をするとまだ漣で飲んでいた。
「今日はネ、モンゴルの人が来てるよEE:AE5BE」というスーさんの声の向こうで、ジンギスカンを歌う声が聞こえてくる(笑)
一中の新しい課題曲候補「アイラブユー、OK」の話をしたら「ん、じゃあ歌おっかな、今。それじゃEE:AE5BE」と言って沈黙があり、次には「あの~、ガクですー、なんか急に電話渡されちゃってハハハ」であった。
漣の夜はまだまだ続きそうであった。
ダンナは布団に直行だ。
私達の夜が終わる。
私の顔もひどかったが、サンバねーちゃんの表情もすごい!
阿波踊りとのボーダーラインは曖昧である。
腕のアザは先週Pで作ってきましたEE:AEAAB
All photo from BROTHER KIJI.Thank you.