何か、すごい１日だった・・・。
昨日という日を「ぶっとびＺ」と名付けたい。
ライブである。
医者に言われたのもあって、前日は飲まずに寝たのだ。体調は万全である。
とにかく酒の配分に気をつけるのが私の場合演奏よりも重要だったが、その配分は「飲み過ぎないように」ではなく「早く酔うように」である。
しかし、練習の時点で出来上がってしまっては早過ぎる。その辺の配分だ。
驚いた事に、みなさんちゃんとコントロールしていた、「飲まない」ように。
私などは酔った方が緊張するより完成度は高くなると思っているが、飲まないようにコントロールしている人と程ほどに飲む、というのは難しい事であった。
そんなんで、今回も酔いが回らぬまま本番に。
mixiで知り合ったキジ・カイご夫妻と、Ｐの常連kawaさんが来てくれた。
席も満席、ほとんど夜の世界の人であった（笑）一中兄さんの毎夜のパトロールのたまものである。
そして昨日一番の衝撃はもう、カレしかいないでしょう（笑）
第１部が終わるとステージに「どもどもどもども！！ファンなんです、握手してください！！ダンナさんも！！」と現れた彼、これが約２年半に渡ってここのコメント欄でのみ繋がっていた灰汁代官さんであった。
彼こそが「ぶっとびＺ」である。
私は自信を持って言うが、過去にこれ程ぶっとんだ人物に会った事はない。
大抵ぶっとんでる人間は失礼なヤツだったりするものだが、彼にはそういうものが全くないのである。
ロックだ。
音楽ではない、彼の存在そのものがロックなのである。
あの力はどこから出てくるのだろうか。
何割が酒の力なのかが知りたいところでもある。
カリスマとか、そういうものを感じさせる、不思議な人であった（←まだ死んでないので。）
第２部に向けて酒を煽ったが、なかなか良い具合であった。
緊張もほぐれ、声も出る。
しかし、スージー・クアトロの２曲目を歌おうと思ったら、曲を丸ごと忘れていたのである。
先に歌った曲と似ていたこともあるが、スッポリきれいに忘れてまるで出てこない。
焦るが曲は始まる。
私が歌い出さないので止まってしまった（笑）
結局思い出せないのでそのまま歌なしで進めたが、何とか１コーラス目で思い出すことができた。
ありえない失敗である。
過去に、私のせいでメドレーが途中で止まってしまった事があったが、それに並ぶ失態である。
演奏が終わると後は飲むだけだが、やがていつものセッションとなり、ビートルズを中心に演った。
ユースケが（おっと）「ホワマイEE:AE5BE」などと言うので本当にWhile My Guitar Gently Weepsをやったが、そりゃもうリッケン持ったオサムさん・ヤギさんペアがいるのだ、完成度はすごいぞ。たまたまダンナもベースをちゃんとコピーしてあったし、お代官のギターはＨＲ系のぶっとびＺだったし、いや～、Ｐに来た頃は鼻にもかけてもらえなかったが、感無量である。
やがてキジカイ夫妻も帰り店内は静かになって来た頃に、２度目のぶっとびだ。
これもブログを通じて知り合ったご近所さん、「べにちゃん」が来てくれたのである。
とにかくすごい美人だ、彼女がいるだけで視線がそこに集まるのが分かる。
華というのはこういうのを言うのだろう。
その華を連れて、今度は漣に移動だ。
ここで一中兄さん達と合流したのだが、一人減り、二人減り、ダンナも明日仕事だから帰ると抜け、私とスーさんだけが残った。
この後Ｐに行くつもりだったのだが、ここから延々スーさんに「もっとダンナを大事にしなさい」と諭されるのであったEE:AEB64
まぁこんなブログを書いているのだ、悪妻呼ばわりは覚悟しているが、こう長時間にわたって怒られていると、宗教の洗脳の如く、自分が酷く悪い人間に思えてくるものだ。
すっかりしょんぼりしてＰには行かずに家に帰ったのであった。
家に帰ったのは２時半頃だったが、娘ぶー子が不機嫌そうに起きていた。
待っていたのだろうか。
スーさんの言う事も、あながち外れてはいないのかもしれない。
***Special Thanks To 漣のみなさま***
