胃の激痛で目が覚めた。
なんだこれは。
文字通り七転八倒、私は布団の中でのた打ち回っていた。
午前4時30分。
バイキングでお腹が痛くなるまで食べまくり、そのあと二日酔いも癒えぬうちにワインの飲み放題に行き、帰りにラーメンを食べ、家に帰ったらカップラーメンを食べたのだ。その報いか。
当然と言えば当然である。
薬を持って来て欲しいのだが、ダンナの携帯は反応なし。
家電(かでん、ではなくイエデン、の方だ)もガンガン鳴らしたが、散々飲んだのだ、そんな音でダンナは起きぬ。
絶対に起きないと思っていたから最後の手段にしたのだが、予想に反して娘ぶー子が電話に出てくれ、ダンナを起こして来てくれた。
しかし、胃薬では痛みは止まらない。
鎮痛効果を狙って二日酔いの友・ナロンエースを追加したが、やがて痛みも収まり、気がついたら寝ていたのだった。
すぐに地震メールに起こされるのだが。
仕事が落ち着いてきたようで、ダンナは昨日、休日出勤した分の代休をとったのだ。
忙しかった1ヶ月の間、「美味しい物を食べに行きたい」と言っていたダンナ、遅ればせながら私が起きてみると、ホテルバイキングのランチに行く運びになっていたのであった。ヤッホーEE:AEB85
「苦しいかも」と思った頃には、もう遅いのである。
ゆっくり食べなさい、などと日本のお母さんや学校の先生は言うが、その通り、お腹が苦しいと感知してからそれが頭に伝わるのには、時間がかかるものなのだ。
ゆっくり食べないとその時間差の間に、腹の許容量をオーバーしてしまうのである。
「苦しい」を通り越して「痛い」腹を抱え、買い物に向かう。
東急ハンズで手帳(手帳ライフは定着した。)を買い、楽器屋でギターケースを物色する。
新宿で働いているぶー子と合流し、晩ご飯を食べに・・・、お腹は一杯なので、ワインの飲み放題のあるイタリアンへ。
しこたま飲み、ゴキゲンで久米川に戻るとラーメン屋へ。
隣に座っていた二人連れもいい具合に酔っておられ、焼酎について語る(・・・のを聞いた)。
家に帰るとバンドの練習曲を聴きながら飲み、カップヌードル(BIGサイズ)を二人で食べ、やっと寝たのは何時だったのか。
次は胃痛である。
同情の余地のない、暴飲暴食の結果だ。
しかし後悔はない。
バイキングは美味しかったし、ワインはたくさん飲めたし、ラーメンも美味しかった、カップヌードルも然り。
ただ、吸収してしまったものをどう消費するか、それが問題である。
いずれにしろ月曜以降の話になるが、その前にあと1日ある。
吸収の予感は大いにあるが、消費の予定はない。