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「ぶたぢから」と読むようだ。
最近できた、二郎インスパイヤの店である。
たっぷり野菜の乗ったラーメンが食べたかったのだ。
だいたい二郎と注文のシステムは同じだが、野菜の量のみ、食券の角を折って好みを伝えるようになっている。
私は「小ラーメン」、ニンニク、アブラだ。
小とは言っても、普通のラーメンの大盛りぐらいの量は軽くあるので注意。
アブラはドーンと野菜のてっぺんに乗っている。
タップリの野菜に分厚い「豚」と呼ばれるチャーシュー。
もの凄い迫力である。
まずどうやって食べるか悩むのだが、「野菜だけ」「麺だけ」という状態で食べたくはないのだ。
「野菜＋麺」、しかしこれが難しい。
麺が野菜の重みで引っ張っても出てこないのである。
なのでまずは野菜を平らにならして背を低くしてから、麺を出す。
しかしもやしはほとんど生の状態でバリッとしているので、クタッとした麺とはなかなか一緒に掴みづらい。
一苦労だ。
野菜はほとんどもやしであった。
シャキシャキはいいのだが、スープが案外ライトなので、水っぽさが浮く。
なのでスープに馴染ませるように漬けておいて食べた。
チャーシューは柔らかくてとても美味しかった。
厚さ１センチはあろう肉の塊だが、味付けも濃すぎず薄すぎず、ラーメンとしてのバランスが良かった。
スープは豚骨の香りが最初にドンと来るまさしく「二郎系」だが、サラッとしてライトめ。
背脂とニンニクを溶かし込んでインパクトを出す。
麺もゴワッとしないしなやかなタイプなので、スープとの相性は良いように思う。
全体的にソフトな印象だが、ボリュームはある。
苦しくなった。
やはりもう、麺か野菜を減らすようにしよう・・・・・・・。
ぽ子評価です。５段階で、
麺：３
具：４
スープ：３
総評：４
「小ラーメン」 ニンニク、アブラ
