まるで日曜のような月曜日であった。なぜなら会社を休んだからだが、亡くなったダンナのお母さんに関する事務的な手続きのために、亀戸まで行ってきたのである。
こういった大事な用事があるのは分かっているのだが、つい飲んでしまう。
昨日もしこたま飲んで、寝た時の記憶が途切れ途切れであった。
寝たのが早かったから今日に影響はなかったが、もう飲み疲れでグッタリだ。
明日から本当に、酒を控えたい。今度こそ。
ついでにこっちの方も決心しておくが、禁煙もやり直しだ。
アホな話だが、こんなんでも禁煙を成功していたつもりになっていた。
飲まなきゃ吸わないんだから、たまにはいいかぐらいに思っていたのである。
しかし良く考えてみれば、「飲むと吸う」というのは禁煙前と全く同じ状態である。
飲んで吸うと翌日辛いから止めようと思ったんじゃなかったのか。
最初は1本だった。
気がついたら今は、飲むと同時に吸い始め、飲み終わるまで吸っている。
あぁ喉が痛い。
こんなことを考えていると、肺まで痛い気がしてくる。
もうね、ホント1回、仕切りなおしだ。
月曜だからって飲むのも止める。あ、今日は休みだったから日曜扱いでEE:AE5A7
・・・と猛烈に反省してから、亀戸に向かった。
正確に言うと江東区役所に寄ってから行ったので、東陽町経由だ。
連日の飲み過ぎと普段ない大移動で、亀戸の年金事務所に着いた時には結構疲れていた。
しかし室内にあるモニターを見ると、「現在17人待ち、待ち時間は約110分」と出ていたのでぶったまげた。
年金事務所で110分待ち!?こんな世界があったのか。
とりあえず整理券の番号札を引いて、事務所を出た。
この後新宿でつけ麺を食べる予定だったが、これでは間に合わない。
お腹も空いたし、この待ち時間に食べる事にしたのである。
行き当たりバッタリで食べるというのは、結構なギャンブルである。
亀戸には飲食店が多いが、もうつけ麺っ腹になっていたのだ。なかなか惹かれる店がない。
結局駅前の居酒屋のランチに落ち着いたが、ここに来るまでのバスが遠回りだった事もあって、すっかりダンナは腐っていた。
「くそー、飲むか。」
「えっ!?これから年金事務所に行くんだよ!?」
「別にいいダロEE:AE5BE」
品行方正なダンナの暴挙が嬉しく、遠慮なくビールでランチを食べさせてもらった。
こういういけない行為は、ちょっとした幸せを生むのだった。
1時間ほどして店を出て事務所に行くと、ちょうど良いタイミングであった。
5分ほど待ってから手続きをして、ダンナのお母さんの町を後にした。
疲れた。
大したこともしてないが、疲れたのだ。
帰りの電車はもれなく寝た。
そして、休日なのだ、もれなく飲むが、もう今日は早く寝るEE:AEB67
トシを感じるのー。