タイトルで選んだ1本!!その一言に尽きる。
ぽ子42歳、バンドデビューを夢見た時代があった。
監督:ピーター・カッタネオ
キャスト:レイン・ウィルソン エマ・ストーン
デビュー目前のバンドのメンバーから突然外されたドラマー・フィッシュ。
その後はもう音楽の事など忘れて生きていた。
しかしバンドの方は売れまくり、どこに行っても彼らが現れる状態に。
その度にキレ、人間関係に支障をきたし、姉の家族のところに転がり込む生活を繰り返していた。
20年の月日が流れても、何も変わらなかった。
例によって姉のところに世話になっていると、高校生の甥のバンドでドラマーがライブに出れなくなると言う事態が発生。
あの人気バンド・ヴェスヴィオスの元ドラマーが、その窮地を救うのか??
ハッキリ言って、ストーリーは非常にバカバカしいサクセスストーリーだ。
タイトルで借りると、想像とは違うものを観る事になるだろう。
あり得ないほどできすぎた話で、突っ込みどころ満載である。
しかし、だ。
気持ち良く最後まで観れたのは、自分に重ねたところがあったからじゃないか。
ダンナと共通した感想である。
できすぎの運びだが、それでも「どうか何事も起こらずにいて欲しい」と願いながら観た。
自分と重ねるのである、困難があっては困るのだ(笑)
そういう意味では、ストレスなく気持ちよく観れた。
何しろ、甥っ子たちのバンドのメンバーがみんなとても魅力的なのである。
オヤジバンドとなった「ヴェスヴィオス」もムチャクチャカッコイイ。
曲も良かったので、サントラがあったら借りたい(何度も言うが、買いはしない)と思っている。
バンドに興味がない人が観たらどういう感想になるのか、気になるところだ。
誰か、観た人いませんかの~~??
ところで、ピート・ベストという人物をご存知だろうか。
彼はビートルズのデビュー直前に外された、まさにこの主人公フィッシュと同じ運命となったドラマーだが、何とそのピート・ベストがちょっぴり出演しているというサプライズ付き。
・・・とは言っても全然気付かなかったし、私はそもそもその人を知らなかった。
DVDの特典映像を開いて、初めて知った次第である。
ぽ子のオススメ度 ★★☆☆☆
あくまでも「おすすめ度」であり、個人的には4つ★ぐらいあってもいい(笑)
ダンナのオススメ度 ★★★☆☆
意外とコメディ色は薄く有りがちなストーリーだけど分かりやすい内容EE:AEAD8
プロを目指すバンドは憧れるかもEE:AEAD8