人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

40歳のロック☆デビュー

タイトルで選んだ1本!!その一言に尽きる。

ぽ子42歳、バンドデビューを夢見た時代があった。

           

      監督:ピーター・カッタネオ

      キャスト:レイン・ウィルソン エマ・ストーン

デビュー目前のバンドのメンバーから突然外されたドラマー・フィッシュ。

その後はもう音楽の事など忘れて生きていた。

しかしバンドの方は売れまくり、どこに行っても彼らが現れる状態に。

その度にキレ、人間関係に支障をきたし、姉の家族のところに転がり込む生活を繰り返していた。

20年の月日が流れても、何も変わらなかった。

例によって姉のところに世話になっていると、高校生の甥のバンドでドラマーがライブに出れなくなると言う事態が発生。

あの人気バンド・ヴェスヴィオスの元ドラマーが、その窮地を救うのか??

ハッキリ言って、ストーリーは非常にバカバカしいサクセスストーリーだ。

タイトルで借りると、想像とは違うものを観る事になるだろう。

あり得ないほどできすぎた話で、突っ込みどころ満載である。

しかし、だ。

気持ち良く最後まで観れたのは、自分に重ねたところがあったからじゃないか。

ダンナと共通した感想である。

できすぎの運びだが、それでも「どうか何事も起こらずにいて欲しい」と願いながら観た。

自分と重ねるのである、困難があっては困るのだ(笑)

そういう意味では、ストレスなく気持ちよく観れた。

何しろ、甥っ子たちのバンドのメンバーがみんなとても魅力的なのである。

オヤジバンドとなった「ヴェスヴィオス」もムチャクチャカッコイイ。

曲も良かったので、サントラがあったら借りたい(何度も言うが、買いはしない)と思っている。

バンドに興味がない人が観たらどういう感想になるのか、気になるところだ。

誰か、観た人いませんかの~~??

ところで、ピート・ベストという人物をご存知だろうか。

彼はビートルズのデビュー直前に外された、まさにこの主人公フィッシュと同じ運命となったドラマーだが、何とそのピート・ベストがちょっぴり出演しているというサプライズ付き。

・・・とは言っても全然気付かなかったし、私はそもそもその人を知らなかった。

DVDの特典映像を開いて、初めて知った次第である。

ぽ子のオススメ度 ★★☆☆☆

あくまでも「おすすめ度」であり、個人的には4つ★ぐらいあってもいい(笑)

ダンナのオススメ度 ★★★☆☆

意外とコメディ色は薄く有りがちなストーリーだけど分かりやすい内容EE:AEAD8

プロを目指すバンドは憧れるかもEE:AEAD8